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noteで文章を書いて頂いた金額

noteとお金のことを書こうと思う。noteとそれにまつわるお金についての記事はいくつもあるが、具体的な金額にまで言及してるものは少ない気がする。日本人は、リアルな金額をあげてお金の話をすることについて、あまり上品ではないという風潮がある。

しかしnoteで文章を書いている人の何かの参考に少しでもなればいいなと思い、ここに公開することを決めた。


私は約2年前にnoteで文章を書くことを始めたが、そこでお金を稼ごうとしている人がいると当時は知らなかった。

私はネットの世界には疎く、せいぜい調べ物をするくらいだったので個人のブログが商売になるとは思っていなかった。

ただ2ちゃんねる(今は5ちゃんねるなのだろうか?)のまとめブログが、不当に稼いでいるということでなんだかネットの世界で嫌われている、という事実を薄ぼんやりと知ってはいた。

ただそれはなんかの業者がやっているブログであり、どうやって稼いでるのか、具体的にどういう理由で嫌われているのかなど全く分かっていなかった。

そんな中でまさか個人のブログがお金に繋がるとは思っておらず、noteの世界に入り、いろんな記事を読む中で、こうすればnoteで儲かるなど書かれている文章を見て驚いた。そしてnote運営も、noteの利用者が文章を書いてお金を得ることを勧めている雰囲気も感じとった。

私は自分の文章がお金になるとは思っていないし、noteで儲ける気はないので記事を有料に設定したことはない。

いや、そもそも、有料記事の設定の仕方が分からない。

noteの有料会員にならなければ記事の有料設定はできないのだろうか?
私は無料会員なのでできないと思い込んでいるのだが、それが正しいかわからない。

調べればすぐに分かるのだろうが、そうしないくらい記事の有料化に興味はない。

そんな中でも期せずにしてお金を頂くことができた。
noteの書き方大全第一条第七項にある「文章の結論は先に書こう」に則り、先に具体的な金額を書こう。

noteで文章を書き二年間で頂いた金額は132000円ほどである。

二年で13万円ほどなので、一か月に換算すれば5千円くらい。まあお小遣いの足しになるかという程度である。

noteでは200以上の記事を書いていて、どんな早く書けても一つの文章に1時間はかかる。平均すると大体、一つの記事に費やす時間は2時間くらいだろうか。

そう思うと200記事以上書いて、13万円というのは非常にコストパフォーマンスは悪い。稼ぐためやってるわけではないのだが、金銭というリアルな尺度を持ち出すとこんなもんかと思ってしまわないこともない。


ただここでちょっと話題は変わるが、私がnoteをやっていて気がついたことがあるのだが、noteは初心者に優しいのではないかということである。

私が貰った132000円の内訳は、note公式コンテスト受賞賞金(アマゾンギフト券による)での13万円であり、2000円がnoteユーザーさんからのサポートである。

私は何度かnote公式コンテストで入賞して、ありがたいことに賞金を貰った。しかしコンテストで入賞したのはすべて1年目のことなので、noteを始めて1年目で13万円のほぼすべてを頂いたのだ。2年目となる今年はほぼ0円である。

私の超個人な感覚で言うと、noteを始めてすぐの方がコンテストに受賞しやすいのかなと思う。初心者に賞をあげて、noteに対するモチベーションを爆上げして、noteで文章を書くことへの定着をはかるというnote運営の意図があるのかもしれないなんて邪推しているのだ。

これは「今日の注目記事」にも言えるかもしれないと思っていて、企業のnoteや有名人のnoteは別として、個人のnoteユーザーに限ればわりとnoteを始めてすぐの人が選ばれることが多い気がする。

勝手な思い込みなので間違ってたら申し訳ないが、数多くあるnoteに関する感想のうちの一つとして受け止めていただけたらありがたい。

話がだいぶ脱線してきてしまった。

なぜ急にお金のことを書いてみたくなったかと言うと、私はこれまでnoteで頂いたお金はなんかもったいなくて使わずにいた。

でも、先日思い切って使ってみた。
健康のために運動をしようと思い立ち、エアロバイクを買ってみたのだ。

仕事で稼いで商品を買う時と何か違ったドキドキがあった。
このエアロバイクは自分の文章で買ったのだと、なにか不思議な感慨が湧いてきたのだ。

自分の文章がお金になるなんて、これまでの人生で考えたこともなかったので純粋に嬉しかった。


もう間も無くnoteを始めて三年目になる。
これからもずっとnoteを続けたいという気持ちを込めつつ、今日はnoteとお金のことを思い切って書いてみた。

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