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テレワークのメリット~好きな働き方が選択できることの良さ~

もともと自由な働き方や業務のデジタル化を推進してきていた私の勤め先ですが、コロナ禍を期に、それが一気に加速しました。今では支社内の従業員の8割がテレワークもしくはテレワークとオフィス勤務の併用をしています。

さて、私は年の99%を自宅での勤務を選択しています。そこで、テレワークになってから感じているメリットとデメリットを書いてみようと思います。

●テレワークになってからのメリット

①空調が自分好みに設定できるようになった
オフィスに居るときは、広いフロアに100名を超える同じ部署の人が勤務していました。エアコンは10台ほど設置されていて、天井にはサーキュレーターも稼働しており、極力どの人も均一な室温で過ごせるようにしてありました。それでも席の位置によっては、暑いときは暑いし、寒いときは本当に寒くて、薄手のカーディガンとひざ掛けが必須でした。

しかし、自宅では自分好みに設定できるので快適になりました。

②通勤時間が0になった
晴れの日は自転車、雨の日は電車を利用していました。会社まで往復7km、自転車で片道20分、電車だと乗り継ぎが発生するので1時間以上は通勤時間に消えます。また、朝は早起きをしなければいけません。
それが一切なくなるので、朝の時間をゆっくり過ごすことができるようになりました。

その時間を利用して、洗濯や掃除をしてから仕事を開始しています。周りに聞いてみると、皆さん同じようにしているようでした!

③自分だけの業務空間を作ることができる
私は好きな音楽やアニメ、映画を流して仕事をしたり(もちろん画面は見ないで音声だけ楽しんでいます)、好きなアロマオイルを使って、リラックスできる空間を作っています。

テレワークをしている同僚に話を聞いていたのですが、皆さんいろんな工夫をされていて、腰に負担をかけないよう少しお高いオフィスチェアを導入したり、運動不足解消のために自動昇降デスクを導入し、立って仕事をしている方もいました。

また、猫を飼っている方は、猫ちゃんが遊びにやってくるので、デスクのそばに入れそうな箱を用意しているという方もいらっしゃいましたw(すごく癒やされそうですよねw)

④お昼休憩に時短レシピで食事を作ってみる
オフィス勤務のときは、同僚とランチに行ったり、職場のカフェスペースで軽食を食べたりしていました。たまに出前も取っていたような思い出があります。ただ、匂いの強いものは食べられないし、多少は冷めてしまいます。

自宅ならば、あったかい汁物も簡単に作れるので、袋麺アレンジや作り置きをつまむことなんかも楽しんでいます。ついでに夕食の下ごしらえもしています。また、近所のパン屋さんへ散歩がてら出かけて、ゆっくりお家で昼食を取っていることもあります。

友人が神奈川の某市にいるのですが、さすが神奈川!友人はテレワークの日の昼休みは町中華を食べに行っているそうな。毎回、美味しそうな麺料理を食べています(うらやましい…)

⑤コミュニケーションは離れていても十分取れると気づけた
対面コミュニケーションから、コミュニケーションツールが社内SNSに変わりました。仕事のことだけではなく、美味しいごはんのお店情報や子育て情報、趣味に関する情報をみんなで画像や引用を駆使して共有しています。

オフィス勤務のときは、昼休憩以外で趣味のこと等の雑談はあまりしなかったのですが、その頃よりも圧倒的にみんなのプライベートなことが知れているし、自分のことも知ってもらえているように感じます。

業務の空き時間に、くすっと笑える情報なんかも突発的に投下してくれるので、日々の癒しになっています(ちなみにON・OFFはしっかりしているので、業務の質は変わっていません。みんな仕事デキる…プライベートも鬼のように充実している)

また、月に何度か業務時間中に時間をとって、雑談しかしない時間もあります。そのせいなのか、たまに実際に会ってはいるのですが、久しぶり感皆無です。

⑥紙ベースからデジタルベースへ
これまで紙で対応していたものもデジタルに変わりました。重要事項の記載された紙の処理がなくなったので、それが安心です。また、どこで仕事をしていても同じ内容にアクセスできるのが非常に便利です。

工夫をすれば、紙でしか対応できないと思っていたことも、デジタルで対応できるのだと気付かされました。これでクリアデスクも維持できていることは言うまでもありません。

⑦苦手な電話対応を周囲の目を気にすることなくできる
平坦な対応よりも、強い口調で何かを言われることの多い業務をしているのですが、正直きつい言葉を言われ続けていると、身が縮こまっていきます。

今、めっちゃきついことを言われている!というのは、周囲のデスクにいる人にも伝わります。別に日常茶飯事で、何なら全員同じような電話を受けていたり、かけていたりするので、周囲は気にしていないかもしれませんが、「聞かれてるんだろな~」と思うと、非常に電話対応しづらいものです。

自宅ならば、周囲に誰もいないので、それを気にしないで対応することができます。精神衛生上、非常に良いです。

⑧エスカレーションで手が止まることがない
対面で仕事をしていると、どれだけ急いだ仕事をしていても、誰かが質問をしにやってくると手が止まります。テレワークでは基本メールやテキストチャットでの対応になるため、優先度を確認し、手を止めることなく質問に答えることができます。

●テレワークになってからのデメリット

…、これが全くないんですよね。
業種・職種によると思いますが、テレワークがもっと推進されればいいのになと思っています。強いて言うのであれば、集中力が低い人や仕事とプライベートの区切りを自分でできない人には向かないと思います。やっぱり自宅には誘惑もありますしね。。。

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