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注目のCASE・MaaSプレイヤーたちIDOM/NOREL

事業内容とコメント:中古車事業を主力とするIDOMが三菱地所と合同で、0円で最大3泊4日まで乗りたいクルマをレンタルできる「0円カーレント」を7月30日より開始しました。
NORELは「クルマを自由に着替えよう」というコンセプトのもと、2016年8月に日本初のクルマ乗り換え放題サービスとして開始したサービスです。利用できる車種は、メルセデスベンツやBMWといった輸入車から、SUVやコンパクトカー、軽自動車まで累計900車種にものぼることが強みの一つです。
「NOREL」はいわゆるカーリースに分類され、現在国内で盛り上がりを見せる「自動車のサブスク」と謳うサービスもカーリースに分類されます。ただしカーリースとサブスクリプションに明確な線引きはなく、現在はサービス提供者が自由に「サブスクリプション」と謳うことが可能です。
ここで2020年現在、国内で展開されている「自動車のサブスク」なる主なサービスを以下にまとめてみたいと思います。

■NOREL(ノレル)
2016年にスタートした日本初のクルマ乗り換え放題サービス。IDOMが運営しており、全国550店舗のガリバーでサービスを取り扱っています。

■KINTO(キント)
テレビCMを大々的に打ち出しており、現在恐らく最もメディア露出の多いサービス。株式会社KINTO(大株主はトヨタファイナンシャルサービス)が2019年2月にサービス開始し、車種はトヨタ/レクサス車が選択できます。取扱は全国のトヨタ販売店で行われています。

■SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる)
DeNAと損保ジャパンのタッグで誕生した合弁会社、DeNA SOMPO Carlifeが運営するクルマ定額サービス。2019年6月にサービス開始し、主な特徴は国内で販売される全ての新車が対象であることと、定額でリースしているクルマを個人間カーシェアサービス「Anyca」でシェア可能なのが特徴です。損保ジャパンの代理店で取り扱っており、その数は全国で1500店舗以上。

■SMAVO(スマボ)
ボルボ・カー・ジャパンが2017年にサービス開始した、頭金なしでボルボ車を月々定額で利用できるリースプラン。車種は国内で販売されるボルボのモデルから選択でき、サービスの取扱は日本全国121店舗のボルボディーラーで行われています。

■NISSAN ClickMobi(クリックモビ)
日産自動車が2020年3月に開始した、クルマを定額で利用できるサブスクリプションサービス。利用可能な車種は日産自動車が国内で販売するモデルから選択ができ、申込みから納車までWebで完結することが特徴の一つです。サービス対象地域は2020年3月時点で北海道の札幌地区、愛知県、岐阜県、静岡県、三重県在住に限られています。

■Honda Monthly Owner(ホンダ マンスリー オーナー)
ホンダが2020年1月に開始した月極定額モビリティサービス。利用ができるのはホンダの中古車のみとなっておりますが、最短で一ヶ月からの利用が可能となっており、多くの方が思い浮かべるであろういわゆる「サブスクリプションサービス」に近いサービス設計(サービス利用期間)になっていることが大きな特徴です。申込み等の手続きはWebで完結し、納車はディーラーで行われます。

■カルモ
ナイル株式会社が運営するサービスで、国内全車種・全グレードを取り扱っています。サービスの受け付けはWebからのみで、日本全国に対応しています。

参考URL:https://response.jp/article/2020/08/01/337097.html

会社名:株式会社IDOM
代表者名:羽鳥由宇介、羽鳥貴夫(両名とも同格代表取締役社長)
本社:東京都千代田区丸の内2-7-3
設立:1994年
事業内容:中古車の買取・販売事業

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