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今週のCASE・MaaSプレイヤーたち  SmartCityX

会社名/サービス名: SmartCityX
事業内容とコメント:米国サンフランシスコ市に本社を置くベンチャーキャピタル(VC)「スクラムベンチャーズ」が主催するオープン・イノベーション・プログラム「SmartCityX」に、トヨタ自動車子会社のトヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント株式会社(以下、TRI-AD)が参画すると発表しました。
「SmartCityX」とは、大企業とスタートアップが「ニューノーマル時代のスマートシティ」をテーマに事業共創に取り組むプログラム。コロナ禍で人々の暮らしの「当たり前」が変容したことを前向きな未来への変革の機会と捉え、新たなテクノロジーやビジネスモデルを活用し、実証実験やPoCにとどまらない将来の事業化と具体的なサービス・アプリケーションの社会実装に取り組むことで、「未来のまち」を創っていこうという試みです。
本プログラムの参画メンバーはTRI-ADに加え、あいおいニッセイ同和損保、出光興産、日本ユニシス、博報堂、JR東日本の6社。そしてここにオブザーバーとして、先進自治体の三重県(知事:鈴木 英敬)と東京都渋谷区(区長:長谷部 健)も参画しています。

本プログラムで募集されるスタートアップの主要6領域は以下の通りです。
 (1) コンシューマープロダクト&サービス
 (2) モビリティ
 (3) スマートビルディング
 (4) エネルギー&資源&サステナビリティ
 (5) インフラストラクチャ
 (6) ソーシャルイノベーション

TRI-ADはトヨタが中心となり、アイシン精機とデンソーとの共同出資によって2018年に設立された会社で、AIや自動運転の研究拠点であるアメリカのToyota Research Institute(TRI)とトヨタ本体をつなぐ側面も有しており、トヨタが静岡県裾野市で開発予定のコネクティッドシティ「Woven City」の推進にも積極的に関わる予定です。
これらのことからTRI-ADは (2) の「モビリティ」分野における参画が中心となると考えられ、自動運転や次世代のモビリティ・ハードウェア、ナビゲーションなどの開発を通じて新たなサービスの提供を模索していくものと思われます。

4.最新のレポート・オンラインセミナー
【レポート】
レポート名:2020年 海外における「AI×ユースケース(事例)」に関する網羅的な調査(公開事例:65社×305枚付き)
レポート概要:2020年がスタートして8か月が経過しようとしているが、海外における「AI×ユースケース(事例)」の網羅的な探索&分野セグメント別 抽出・整理・レポートに対する期待値や注目度は今まで以上に高まっている。 また、ユースケース毎に発表時期×有望度を測定し、ランキング化して欲しい、といった要望を追加で頂いた。

ここ(直近)1年の間、日本よりは進んでいるであろう海外において、どのような「AI×ユースケース(事例)」が生まれているのか、将来のヒントとなる個別の重要且つ先端的な事例(ビジネスの種)を集めて欲しい・ユースケース毎に発表時期×有望度を測定し、ランキング化して欲しいなど、海外における「AI×ユースケース(公開事例)」について網羅的に調査&レポート化して欲しい!といった声が挙がっている。また、「AI」関連ビジネスを積極的に展開しようと計画しているベンダにとって、今後の新規市場・顧客開拓・営業提案・商品&サービス開発に役立つ(活用価値が高い)ような「海外×AI×ユースケース(公開事例)」について、網羅的に深堀調査&レポート化して欲しい!といった声も高まっている。

こうした声を受けて、ESP総研では急速に調査ニーズが高まっている“2020年 海外における「AI×ユースケース(事例)」に関する網羅的な調査(公開事例:65社×305枚付き) ” ~ 当該主要ベンダ(65社)を中心に、海外における「AI×ユースケース(公開事例)」の網羅的な調査を実施、「海外×AI×ユースケース(公開事例)」×「分野セグメント別」の徹底探索・抽出・整理≪合計65社×305件の「海外×AI×ユースケース(公開事例)」×全種類を網羅的に抽出・整理&集計・グラフ化・発表時期×ユースケース毎に有望度をランキング化≫~”をレポート化することとなった。

この調査報告書が海外における「AI×ユースケース(事例)」に着眼する全ての皆様のマーケティング活動に貢献できることを心から切に望むものである。
紹介URL:https://iid5gmobility-report.com/archives/374

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