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「甲」の運気イメージトレーニング


月干支運気予報を書きながら

ウラナイ8 のデイリーメッセージ、だいたい節入りにあわせて月に一回「月干支運気予報」と題してUPしています。

その月の干支をピックアップして、十干別にざっくり月運の傾向をみていきます。干支は60種類なので、5年経てばひととおりぐるっと一周するのですが、年の干支との組み合わせがあるので、同じにはなりません。

来月というか12月、つまり次回更新は「甲子」なので、六十干支のトップバッターが巡ってきました。ちょっとめでたい。そして来年(2024年)は、甲辰年です。長らく続いた涼しい・冷たい系のトレンドは終了して、次のまったく違った世界への扉が開きはじめる過渡期です。

というわけで「甲」について、ずーっと考えています。先月はこの辺りにちょっとまとめておいたので、その続きです。

あなたにとって「甲」はどんな作用をもたらすでしょうか?
2024年の「甲辰」という組み合わせは、どんな運気になるでしょうか?

もうちょっと踏み込んでみましょう。

2024年「甲辰」十干別の個人運

十二支の「辰」は、方位は東南東で、季節は晩春を指します。「辰」は湿土で、豊かな実りをもたらす可能性に満ちています。古の人は、水星を「辰星」と呼びました。辰は「水庫」であり、古来より水と縁の深い象徴です。

辰は、ダイナミックでスケールの大きなエネルギーです。「動天地」よく稼働して大きく成長します。ときに傲慢なくらいに激しすぎて、その勢いに周りがついてこられない場面もあるでしょう。辰と辰がぶつかれば「自刑」と言われます。闘争心が強いものがぶつかれば当然かもしれません。

2024年は2月から「甲辰」の年。

「甲辰」からは、春の山に堂々とそびえる常緑樹がイメージされます。その姿は御神木のように、堂々とまっすぐで、自主独立の精神に富んでいます。安定して着実ですが、華やかさや派手さはなく地味。ペースはゆっくりで、鈍いくらい。せっかちな人からすればちょっとイライラするくらいかも。

また、年運としてもっと細かく考えてみたい場合には、こんなアプローチもあります。

「辰」は土性に分類されますが、「辰」とはつまり、春の土用シーズンです。年単位の大きな時間軸で見てみましょう。

2022「寅」初春
2023「卯」仲春
2024「辰」晩春(最後は春の土用)
このような連なりができています。

2024年は、年単位での「春」3年間の終章であり、次の「夏」へつながる繋ぎ目としての役割があります。

2024年の中も、グラデーションのように運気の流れが移り変わります。

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