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2024〜「甲辰」年への覚書

占い原稿を書く方なら、もうとっくに来年予測なんて終わっているのでしょうね。いつだって季節は先取りだ。

わたしは毎年恒例の「20××年を読む」のためにあれこれ考え始めると年末が近づいてきたなーという気がします。

そもそもは、2013年2月に開催された「星と暦のランチ会」で、まついなつき先生が西洋占星術で2013年予測、そのお供として東洋占術で2013年を読む、というお役目がまわってきたのがきっかけでした。2014-2015年はソロでなんかやったような気がする。「2016年を読む」からは、みずまち☆ゆみこ先生とタッグを組んで、会場はあちこち変わったり、途中からオンラインになったりしながらも「2023年を読む」まで続いてきました。

そう。2013年からちょうど10年経って、十干が一周しました。癸の年に始まって、今年はまた癸が回ってきました。

ずらっと並べてみます。「季節の流れ」としてイメージすることをお勧めしているので、ざっくり温度で捉えてみましょうか。

2013年 癸巳 ←ときどきあつい
2014年 甲午 ←とてもあつい
2015年 乙未 ←やっぱりあつい
2016年 丙申 ←まだまだあつい
2017年 丁酉 ←だんだんすずしい
2018年 戊戌 ←まだ余熱あり
2019年 己亥 ←どんどんさむい
2020年 庚子 ←とてもさむい
2021年 辛丑 ←とてもさむい
2022年 壬寅 ←だんだんあたたかい
2023年 癸卯 ←湿ってあたたかい

そうなんです。乾いてるvs湿ってる、という分類もあるんですが、ちょっとそれは今回は傍に置いておきましょう。

時期運というのは、いきなりぽっと降ってくるわけではなく、必ず前後の流れがあるので、その辺りを把握しておくのは大事です。

あ、時期運の話はこないだ書きました。

じゃあ、このあとどうなるかってことですね。
ちょっと先回りして覗いてみましょう。

十二支の流れは、季節や時間と連動しています。ですから定期的にぐるぐる周回するのですが、10パターンの天干と、12パターンの地支の組み合わせなので、そのあたりで微妙なニュアンスがでてくるのが味わいどころです。

ちなみに、来年以降の流れはこんなかんじです。
どどん。

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