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2024〜「甲辰」年への覚書(2)

前回の続きです。

干支の流れは季節の流れ、という話をしました。

実際の現実の季節とか天候の話じゃないんです。運気にも季節があるんです。その寒暖湿熱の傾向によって、わたしたちの運気も左右されるよね、って話です。

ちょっと混み入った話でわかりにくくて申し訳ないんだけど、さっそくご自身の体験談をお寄せくださったみなさま、ありがとうございます。

そうそう!それは鋭いコメントですね。貴重な体験談ありがとうございます。社会的に活躍する発展運のときは、どうしてもプライベートがお留守になるし、私生活が充実していれば、どうしても社会での活動の比重が下がるわけです。

西洋占星術の話ですけど、4ハウス(居場所)と10ハウス(社会での立場)の両立を絶賛模索中!wakaさんのこの話はわかりやすいですね。

ご自身がどちらを重視するタイプかは、あらかじめよくかんがえておいたほうがいいし、「えー。両方ほしいー」とかいって、なんとなくゆるふわな姿勢だと、いざそういう運気がきたら、ちょっと受け止めきれないで困っちゃうかもしれません。

なるほどなるほど。ざっくり2年間を「さむい」で乱暴にまとめてしまったのですが、takiさんの場合はたぶんその「さむい」のそれぞれの年に反応する仕掛けをお持ちなのかなーと想像します。なんにせよ、良い環境に移れてよかったですね!

ゆみこ先生は、己巳だし、お誕生日は4月の終わりごろだし、どちらかといえば、もともとホット組のお生まれです。はい。お日様の光も豊かな水にも恵まれていて、生まれながらに豊穣な大地です。いいですね。あとはなにを植えるか?育てるか?(あ、育てたくないんだっけw)なにはなくとも、なにせ大地なので、あまり寒いと凍りついて何も育たないのではないかなー。

来年はまた甲の年なわけですが、甲&己というのはちょっと特殊な組み合わせです。ただ植えられる、吸い取られるというわけではなく、相手を自分の陣地に取り込んでしまうような動きができます。どんどん取り込んじゃってー。「ぜんぶわたしの肥料になれー」っておっしゃってください。

さらに言うなら、ご自身に巡ってきている10年ごとの大運にも季節があります。ものすごくざっくり言えば、誰しも人生の中盤では、自分が生まれた季節の反対側の季節に到達しているでしょう。

大運が何歳からスタートするは人によります。順運とか逆運とかあります。大運についてはひとりで調べてわけわかんなくなるより、ちゃんとした人にじっくりみてもらって解説してもらうといいとおもいますよ。

ということで、実際には「個人個人で異なるいまの大運の季節+誰にも等しく巡ってくる運気の季節」を合わせて読んでいるわけです。これだいじ。

例えばですね、運気としてあついのが苦手なのに、ご自分の大運の季節がこれから暑くなっていく人がいらっしゃると仮定します。たいへんですね。

さらに、誰にとっても同じ時期運もこれから暑くなっていくのは確定ですから、その人にとってはもっともっと暑い暑い流れが巡ってくるわけです。

でもそれがダメってことはないんですよね。いやもちろん傾向と対策を考えて作戦を練るくらいの準備は必要ですけど、おもいきって今までとは違った環境に飛び込んだり、苦手科目に挑戦したりすれば、そのエネルギーは上手に昇華することができるでしょう。

ですから、苦手な季節がやってくるとわかっているなら、お客様には「これまでの勝ちパターンが通用しなくなりますよ。これまでと同じようにやってもなかなか難しいのでは?」ってことは隠さず申し上げます。

でもって、具体的に何が起こるかって?それは人によるので、正直言ってよくわかんないです。「お!これからはチャレンジの季節ですね」とか言いながら、どうやって過ごしていくと良いか、何をすれば良いか、どういう姿勢で取り組んでいけば良いか、あれこれ相談していく、そんなかんじです。

ということで、甲辰についての各論、ちょっと並べておきます

まずは「甲」について。

甲は、十干のトップバッターです。大きな木です。文字通り「木気」です。春を司ります。陰陽でいえば、陽サイドに属しています。火よりはマイルドだけれど、木が燃えれば火になるように、木の中には火のタネが含まれています。

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