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「悪魔」の週を生きている

高齢犬の介護と、がん患者と虚弱老人ふたりを世話しています。いろいろつらい。つらすぎて現実逃避しないと死にそうなので、タロットで占った予測と実際のできごととを検証レポしています。

「死神」が出ても死ななかった

特に山場だと思われた先週の「死神」については、いろいろ書きました。

先週を占う一枚はタロットの「死神」でしたし、瀕死になったりもしたんで、まあ!トッピーもついに!とおもったりしたんですが、結論から言うと、死ななかった。生きてます。いつ死んでもわからないような存在の生き死にをストレートに占っても、「死神」が出た=そのまま死ぬわけではないね、って結果でございました。

無理だ無理だ無理だ無理無理

もう年単位で実家の使用人にされているのですが、6月くらいから、本格的に奴隷ですね。夏の間は暑過ぎたこともあって、クーラー効かせた犬部屋でほぼ24時間いっしょに軟禁状態でずーーーーっと過ごしていました。

暑すぎる。アタマが煮えてノーミソがタンパク質変性した。
どっかから飛び降りることばかり考えていたけど、暑過ぎて出かけるのがだるい。単純に汗まみれドロドロで死ぬのはいやだ。

外の人と喋らないし、どこにも行かないと本当にアタマがおかしくなる。ワンオペでずっと家で介護とか子育てに専念してる人、すごすぎるよ。

そのあいだにも重病人は次から次へとあちこち具合が悪くなって救急搬送されて入院もするし、その付き添いもいかなきゃならないし、ややこしい書類とか手続きとかばかりだし、「トッピーが死んだらやる」と言ってる複雑な用事が大量に積み上がってるし、事情を知らずにご依頼くださるお客様方には片っ端からお断りのご連絡を差し上げなきゃならないし、犬は留守番させると吠えまくって荒れ狂って暴れるし、あれは食いたくないこれじゃなきゃいやだ!みたいなワガママな老人もいるし、嫌すぎる。毎日毎日「みんなはやく○ね!」と心で唱えていましたよ。ほんとむりむりむりむり。

無理だ。ワニの腕立て伏せ!

ひとりでぜんぶ背負い込んで、なんとかこれをやりすごすんだ、と我慢して我慢して我慢して、感情も願望もぜんぶぶっ殺して、辛抱辛抱辛抱辛抱!根性根性根性根性!を続けるのはやめ。

死神(13番)→悪魔(15番)へ

「死神」が出た週、つまり先週は、かさかさに干からびて絶滅した元気をなんとか発掘して奮い立たせて、老犬ホームや老犬シッターさんを探してさがして探しまくって、あちこちにあれこれ問いあわせたり、ずっとお世話になってた動物病院の先生にいろいろお願い事をしたり、毎日毎日老親たちとあれこれ話し合ったり言い争ったり。それにしても相変わらず自由はゼロで拘束されて全然動けないし、きつかった。

まぁでもタロットを考えてみればいい。13番の「死神」くらい思い切って、いったんばっさりと方向転換すれば、次に来るのは14番の「節制」だからちょっとひといきつける。そして次は15番の「悪魔」だ。ここでいろんな欲が出て、ああしたいこうしたい、もっとこうだったいいのに、こっちのほうがいいんじゃないか?暗中模索でもがいたほうがいいんだろう。

ちなみにですね、このあとまた「易の神様に相談した」話は別立てで書こうと思っているけど「もう人間が限界だから、安楽死させる」という選択肢に対して、易の神様は反対しているんです。

そうですか。そうですか。そうですよね。

犬同士で生年月日が3日違い

きょうは老犬介護ができるペットシッターさんが下見と打ち合わせにきてくれました。なんと、その方のお家のワンちゃんも16歳9ヶ月というじゃありませんか。えええ?

「トッピーちゃん、お誕生日は12月?」
「そうです。12月18日です」
「わあ!3日違いだ!」

わお。びっくり。犬同士で生年月日が近いケースって、初めて出くわしたので、コーフンします。人間で生年月日近かったり、ハウス割が似ていたりすると、なんだかんだで共通点があったり、人生のターニングポイントの時期が似ていたりするわけですが、犬もやっぱりそうなんだろうか?

いろいろ話を聞いていると、犬種は全然違うけど、なんだか性格がよく似ていてびっくり。敏感で神経質で、テンション高くて、興奮しやすくて、いちどスイッチが入ると止まらない。

その子のほうがトッピーよりずっと重症の病を抱えているそうなんですが、どちらも長患いしながらなんだかんだとしぶとく生き残っているのもいっしょです。うおー。やっぱり似るのか。

ちなみに、トッピーの誕生日は2006年12月18日でございます。
こちらに図を出してますので、ホロスコープ読める方はぜひどうぞ。

困り事が減ったわけではない

いやはや。この介護生活もまだ続行なのです。ペットシッターさんに、往診専門の獣医さんを紹介してもらったので、これから問い合わせをしてみます。いろんな働き方があるのだなー。

一時預かりでもしてもらえるところがあるか、といえば、お金さえ出せばあるんだけど、これまた書類とかいろいろ事前準備が必要でアタマがいたい。

ニンゲンの病人は、とてもとても頼りにしている主治医の先生が転勤(っていうか転院?)されることを告げられてショックで傷ついてるし(それは確かにショックだけど仕方ないね)、なんもいえねえ。

いろいろ困り事は果てしないのですが、そうだった。今週は「悪魔」のカードが出た週だから仕方ないな、と思うことで、少しは諦めもつくというものです。

「易の神様に相談した」話はまた改めて。

占い世界でのあなたの探検が、よりよい旅路となりますように!