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「回転寿司」としての占い師

フレッシュ占い師祭りレポ集

先日のイベント「フレッシュ占い師祭り」
お客様がたくさん詰めかけてくださって、大盛況だったそうです!

イベント運営&出演「中の人」たちから、続々とレポがUPされています。
まずは、総指揮官の夏瀬杏子先生より

実行隊長は、占うんジャーの晴海プラム先生、おつかれさま!

占うんジャーからも続々参戦っ!
ノーラ紫苑先生の逞しさを見よ。

当日は急な病欠の先生がいらしたそうなのですが、お客さんとして伺っていた占うんジャーのふたりが、急遽代打として華麗に舞い降りました♪

きっと「はじめて!」がたくさんだったであろう湊ゆきの先生も大人気

関西からのパワフル助っ人、羽純なな子先生の登場にみんなびっくり!

やっぱり占うんジャー、頼もしいなぁ!
カッコイイ!最高っ!

みなさまのご感想やレポも、ぜひ聞かせてくださいね。

先日UPしたこちらもぜひご覧くださいね。
半分くらいは無料閲覧OKです!

以下はメンバーシップ限定記事

これ以降は「ソロ活占い師の仕事術メンバーシップ」会員さん向けの特典記事です。記事単体でご購入いただくことも可能です。

でも、それよりメンバーシップ特典のほうが圧倒的にお得です。
メンバーシップ初月無料設定で、月額100円です。

2021年からの掲示板記事の閲覧も可能です。超!大量にあります。
占い師さん、占い師志望の方はもちろん、占い愛好家のみなさまもご登録くださっています。この機会にぜひ。お待ちしております。

占い師は回転寿司

前回のメンバーシップ限定記事は、こんなことを書きました。
どん。

え? 占い師は回転寿司なの?
そうです。占い師は商品として選別される側の存在なのです。お客からあれこれ品定めされて、お客の好き嫌いとか、そのときの気分とか事情に応じて、選ばれたり、弾かれたりする側なのです。それは自分でコントロールできません。まずはその現実を受け入れるところから全てはスタートします。

回転寿司は運命の輪
メンバーシップ限定記事より

そんなのこわーい?そんなことないですよ。
私がよく言うのは「釣りですよ。釣りみたいなもの」ってことです。
あ、リアル釣りはしたことないけど、たぶんそう。きっとそう。

え?釣りですか?そうです。
お客様は広い海を泳いでいるお魚で、みなさんは釣り師。
え?占い師?まぁ似たようなものではないかな?

釣り師は、その経験とカンを総動員して、お魚がいそうな場所を察知して、お魚がたくさん集まりそうな時間を選んで、お魚が喜んでくれるような仕掛けを海に入れます。どうやって釣るかは自由。一本釣りでも、大規模な網が使える人ならそれでもいいし、グループで巻き網漁なんてできる人はぜひどうぞ。基本ルールはキャッチアンドリリース。獲って独り占めして囲い込んで食べ尽くそうなんて態度は絶対NGです。

あれ?例えがお下品ですか?
それなら、例えを変えましょう。
占い師は回転寿司で出てくるネタのようなものです。

いまどきの回転寿司はレーンを回ってないことがおおいけど、原理はおなじです。お客様はみんな、ずらっとタッチパネルのメニューに並ぶお寿司を眺めながら、ああでもないこうでもないって選びますよね。あれです。あれ。

基本的にお客様は選ぶ側です。占い師は選ばれる側です。

でも、占い師側はあらかじめ「どんなお店構えにするか?どんなネタを、どんな価格帯で?どんな方式で?」を決めることで、どんなお客様に選ばれやすくなるかをある程度コントロールすることができます。

価格表示はとてもだいじ

さて。前置きがだいぶ長くなりました。

あなたがひとりのお客をずーーーっと囲い込んで、持ってるお金をぜんぶ吸い上げよう!とか、稼いだお金をぜんぶ貢がせようとか、会員制クラブの中でぐるぐる回すお友達経済圏を作ろうとかいうんでないのなら、重要ポイントはこれ。

まともな価格設定と明朗会計、これだいじ。

1時間30万円だったら、わたしはとても怖い。
でも1時間300円だったら、それもまた怖い。
1時間3万円?ものすごく吟味するけど、たぶん頼まない。
1時間3000円?初心者さん?練習台を募集してるのかな?

わたしの感覚だったらこんなかんじ。
需要と供給がマッチしてるなら、別に誰がなにを売ろうが関係ないですが、あるていどの「相場」はありますよね。まともな人が選ぶ「相場」が。

いくらで、なにを提供するか。
これを先に知らせるのは誠実な態度でしょう?

世間によくありがちな高額商品を売りつけるようなサイトの常として、ながーーーーくスクロールしていいこととか、うちわ受けのヨイショのコメントばっかりずらずらと書いてあって、肝心の値段が書いてない、さんざんひっぱってからお値段は「LINE登録してからね」とか書いてあるのは、みんなインチキ商売ぼったくり系だとわたしは脳内認定しています。きっぱり。

ノーラ先生の記事の中に、とてもだいじなことが書いてあります。

この後翡翠先生から看板なら時間と料金の表記が必要と教えていただき、隣の席の鑑定中のプラム先生にボールペンをお借りするという暴挙に出ました。

【御礼】7/2 フレッシュ占い師祭り無事終了いたしました!

そうです。価格のない占い看板なんて、値段がわからない回転寿司とおなじです。まともな人ならみんなまず、価格をみて受けるかどうか決めるんですから。お皿で値段がわからない「時価」のお寿司、怖いでしょう?

スケッチブックにマジックで大きく書く原始的な「タロット1000円」とか「手相1000円」とかそういうのでぜんぜん構わないんです。
ふわっと雰囲気<<<具体的な情報

とにかく、わかりやすく大きくはっきりと価格を書いてない看板は、故・まつい先生にもさくっとダメ出しされる筆頭ネタです。新人向けに「名前より価格を書きなさい」と指導している場面に何度も遭遇しています。

これほんとだいじ。

トライアンドエラーがおもしろい

ネットで何かを販売する時も原理はそんなに変わらないと思うんですが、リアルのほうがいろんなことが目の前でお客様にバシッと伝わるしバレるので、ふだんから泥臭い小さい工夫をいろいろやっていく必要があります。

あとは一般論です。

これは比喩ですが、準備中なのにしーんとしていたり、すでに開店中なのにドア(物理だったり、心だったり)をしっかり閉めきってるような人もいる。営業してるなら「営業します!」って言わないとダメ。かといって、うちわ受けもダメ。知ってるもの同士でわいわい盛り上がっても、お客様は蚊帳の外に置かれて白けてしまいます。

なんとなくもじもじと座ってても、なにも釣れないですよ。
それで「釣れないからおもしろくない」って、それはつまらない。
ぶっちゃけ最初は誰もあなたのことは知らない。別に恥ずかしくもなんともない。それでいいじゃないですか。少しずつ知ってもらえばいいだけです。

どうせやるなら、いろいろ調べて試行錯誤して、調整してまた繰り返して、そういうトライアンドエラーの中で、だんだん「釣り」が上達するんです。

つづきはそのうち。

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