見出し画像

ネパールのロックダウン延長と、インドとの強い絆(トラベルバブル)について

カトマンズを始めとする複数地域で、15日間のロックダウン延長が決定しました。


当初、ロックダウンは4/29から5/13日の予定でしたが、今回はインド発の変異株とされる新たなウィルスがネパールに輸入され、ネパール特にカトマンズ渓谷内での感染者増加を受けての延期処置となります。

詳細は存じませんが、カトマンズ以外の地域でも、50-60の地域でロックダウンのような規制が行われている模様です。

現在は、ネパールの国内線及び国際線が休止となっており、唯一の例外として、ネパールとトラベルバブル協定(=エアトラベルバブル=ATB)を結ぶインドからのフライトが2週間に1回、飛んでいます

トラベルバブル協定(=エアトラベルバブル=ATB)というのは、特定の国や地域を隔離なしで渡航往来できる協定です。

渡航にはワクチン接種が条件となっている模様ですが、最近ではシンガポール-香港間オーストラリア-ニュージーランド間などのウィズコロナ先進国同士が協定を結び話題となっていました。

そして同じように、ウィズコロナ後進国同士であるインド-ネパール間でもトラベルバブルが結ばれており、

カトマンズ(をはじめとする地域)のロックダウン中もインドとの強い絆があるために、インドからのフライトを完全に止めることができない(=変異株の流入を完全に防げない)という状況です。

更に、インド以外の国際線を止めてしまったが故に、現地で不足するベンチレーターや酸素ボンベの輸入が難しくなり、輸入には政府のチャーター便を頼るしかないという話で、現地点で必要と予測される十分な分量を確保できていない状況が発生しています。

また、ネパールでは5/10にオリ首相の信任投票が失敗するなど、昨年末から政治争いが繰り返されており、収束する気配がありません

これらの状況により、ネパールでは、しばらく混乱が続きそうです。

100円 カフェでコーヒーを1~2杯注文できます。 300円 レストランで夕食をドリンク付きで注文できます。 500円 日本食レストランでとんかつ定食を注文できます。 1000円 ホテルに一泊、宿泊できます。 金額の大小に関係なく、皆様の支援がモチベーションになります。