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カメラむずかしい

半年前に、4年間使っていたカメラをとうとう買い替え、FUJIFILMのX-T4にした。

4年前の雪が降る日に3万円で買った、中古のNikonの一眼レフカメラ。


あの時は全てを手に入れたような感覚で、カメラを持ち歩いて写真をたくさん撮ったし、気づけば4年間でレンズも沢山増えてたなあという思い出のカメラだった。
思えばたくさんの写真を撮ったし、何枚か振り返って見てみる

ホタルがめっちゃ飛んでた

この写真は、カメラを手にして半年も経ってない頃に、ホタルのを撮りに行った時の写真
大して知識もない癖に、リモートレリーズを買って長秒露光でバシャバシャ撮って楽しかった思い出

この写真は、カメラを買って初めての夏に金沢に遊びに行った時に撮った写真
この時は(今も割とそうなんだけど)フィルム調の編集にはまってて、淡い色とかを表現するのが楽しかった

これは桜を見に行った時
相変わらずフィルム調の写真にはまってるけど、多分レンズが前の写真とかと違って、Nikonのオールドレンズになっているはず。ちょっと写りが違うのが面白くてずっと使っていたレンズ達

こうやってみるとまあまあ沢山撮ってきたんだなあって感じるものがある。

でも買った当時で既に10年以上前のカメラだったし、毎年毎年いろんなメーカーから新しいカメラが出るたび、だんだんと目移りしていってついに半年前、新しいカメラを買った。

FUJIFILM X-T4


今までのカメラから一気に10年以上のアップデートを遂げたカメラは、いろんな機能がついていて、ずっとやってみたかった、富士フイルムのフイルムシミュレーションが使えて、めちゃくちゃ楽しかったけど、だんだん疲れてきちゃったっていうのが最近の感想。

なんでせっかく高いお金かけていいカメラを買ったのに、疲れたか。いくつか理由はあると思うんだけど、
今まで限られた機能をフルで活かすべく、自分がアイデアを活かしたり、頑張ったりして綺麗な写真を撮ろうとしてたスタイルだったのに対して、新しいカメラは設定であれやこれや細かく設定できて、自分自身がそこまで頑張らなくてもいいような設定になっている所が、一番噛み合わなかった部分なのかもしれない。

もちろんカメラを売る気はないし、そのうちまた再熱するかもしれないんだけど、前はどこか自分の中で「古いカメラだから撮れるものは限られてるけど、なんとかがんばってみよう」みたいなのがあったのに、今は「新しいカメラなのにこんな画しか撮れないのか」っていうがっかりした気持ちが多くて、あの頃の情熱を取り戻したいなと思ってばかり。

後はシンプルに、自分の技量が少しだけかもしれないけれど上がったことによって、追求するもののレベルが高くなったのかもしれない。事実上の写真達も、当時は完璧だと思っていても今見ると色々指摘したくなるところはあったりするし、編集ソフトがiPadに無料で入れているソフトだけじゃ限界を感じるのも無理はないと思う

今少しまとまったお金があるし、レンズを1,2本買ってみるとか、ちゃんとした画像編集ソフトウエアを購入してみるとか、もっと自分の満足いくようにこれからも追求し続けていきたい




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