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中国広州象牙彫とは

2006年5月、広州象牙彫が《国家級非物質文化遺産》に登録され、社会各界から注目を集まりました。なお、《广州象牙彫刻芸術展》を設立し(場所は陳家祠展庁3)、象牙彫を長期的に展覧されました。

牙彫は動物の牙で、主に象牙を用いた細工物のことです。中国の牙彫は古く伝統的な芸術品であると同時に、工芸美術品でもあり、象牙彫はきめ細やかな材質を用い上品で精巧な彫刻芸術なので鑑賞家やコレクターに好まれています。

西漢南越王の墓から出土した象牙酒杯、象牙印鑑などの文物が広州の牙彫起源が漢代のずっと前でことを証明しました。中国の象牙彫は約7000年前の新石器時代を起源としています。遼、金、元、明、清の歴代の王朝は象牙をすべて皇室への献上品にしました。明、清代以降、近現代の象牙彫の職人は伝統的な技法を継承しており、絶えず技術革新をしています。

立体彫刻、浮き彫り、透かし彫りなどの技法を身につけるだけではなく古代の絵画、石彫り、泥人形などの芸術の特長を学び、さらにその作品には優美な造形や華麗な装飾、輪郭の力強さや、変化に富んだ刀の技巧なども見ることができます。

象牙彫り主産地は北京、広州と上海です。中国の象牙彫は3つの派別を分けています。主に美人と花鳥を題材としている北京の牙彫り、作品は精巧かつ見事で作品構成もよく生き生きとしている上海の牙彫り、そして最後は細かく巧みな透かし彫りで名を馳せている広州の牙彫りです。

広州の牙彫り:細かく巧みな透かし彫りで名を馳せています。作品は主に象牙のボール、花鳥、微彫、人物、画舫などです。その中でもボール型象牙彫りは注目度も高く芸術品としての価値があり地方の特色もあります。

ボール型象牙彫は中国にしかない高級な芸術品です。透かし彫りのボールが極めて写実的かつ精緻であり今にも動き出しそうな躍動感もあって、それはまさに神技と言えるほどです。

1989年《瀕危野生動植物種国際貿易公約》によって象牙貿易が全面的に禁止されました。原材料の欠乏のため、一時象牙彫技術が衰退しています。原材料の欠乏問題を解決するため、芸人だちが象牙をかわりに別の動物骨で象牙彫りをするしかなかったです。

近年、シベリアに埋めっていたマンモスの牙を象牙彫の原材料として使用することが許されました、そのおかげで象牙彫の伝承をできるようになりました。

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