ダイエットにとらわれた日々②

夏休みの間に

 前回の文化祭にてダイエットを決意した私ですが、誰かに応援してもらうというよりもみんなが知らないところで努力して、その結果をほめてもらいたいという思いが強くありました。なので、この夏休みが大きなカギだと、この2か月で変わってやると強く思っていたのです。この努力をだれにも知られたくない心理って何なんですかね。みんなもそんな気持ちありますか?サプライズ精神が強いのかな。
 毎日夜は1時間ほどウォーキングして、夏休み中のおやつはキュウリで過ごしました。業務スーパーにあるいりこ味噌って知っていますか?あれをキュウリにつけて食べると本当においしいんです!試してみてね!キュウリは利尿作用もあって、朝起きてから第1回目の排尿が、いつまで出るの?ってぐらい体感では1分間ぐらい出続けたことがありました。面白かったです。  
 また、水分を極端に取らなかったため、朝の体重より夜の体重のほうが少ないこともありました。母は心配していましたし、それはダイエットじゃなくて、ただ体が軽くなっているだけといっていましたが、そんなのはどうでもいいとケンカしたこともありました。

夏休み明けると

 いよいよ夏休みあけ。周りの反応を気にしながらの登校。自分でもスカートが少し緩くなったことを感じて幸せでした。しかし。。みんなの反応は自分が想像していたよりも少なく、自己肯定感が低い私は「体重的には5キロほど痩せたし、スカートも少し緩くなった。自分が痩せたと思えたからいいじゃん」というような思考も出てきてくれませんでした。その中でも少しやせた?と聞いてきてくれた男子がいました。その人は私のことをよくほめてくれたし、内心、少し好意があるのかなと思っていました。当時好きだった韓国アイドルの話もたくさんしたし、、、しかし、その男子も結局はかわいいふわふわした女の子と付き合いまして、人生というものは難しいなと思ったことがあります。そして体重は見事にもどりまひた。キュウリ生活w¥が終わるとダイエットも終了。あっけなすぎておもしroi
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最大イベント 修学旅行

 まあ、それなりにたのしく過ごしていた高校生活でしたが、最大のイベントが近づいてきていました。。それは修学旅行。私たちの高校の旅行先は海外でした。とてもとても楽しみにしていたし、写真もいっぱいとりますよね。こんなの痩せるしかないですよね。ということで、もう一度ダイエット開始!茶道部で帰り道にお菓子を食いまくってた私でしたが、自粛。夕食の白ご飯自粛。ウォーキング再開。と自分に様々なルールを課せて頑張っていました。徐々に体重も減ってきて、あと一か月となったときに友達と遊んで、ビュッフェに行ってしまうのです。それまで自粛していた分、めちゃくちゃ食べました。しかも脳裏に「この1日だけじゃ太らないよね、明日からまた頑張ればいいよね」という言葉が浮かび食べまくりました。盛大にやってやりました。しかし、ここからが地獄。。この1日で終わらないんです。1回羽目を外すと戻すのは難しく、1日だけと思っていた大食いは、以前の夜は白ごはん食べない、ウォーキングをするなどのルールを消し去ってしまいました。しかも、そういうときって母の言葉を受け入れて食べないダイエットって意味ないよねと自分を甘やかします。以前は母の言葉に耳を傾けなかったのに、、面白いですよね。自分の精神が弱くなると自分のことを肯定してくれる言葉に寄っていってしまうんです。弱すぎますよね。そのまま思いのままに食べてしまい、あんなに痩せた姿で行きたいと思っていた修学旅行前には最高体重の66㎏。聞いて驚く身長は150㎝。自分の体形に自信があったらいいし、自分の体を好きになれたらいいです。この身長でこの体重を否定しているのではなく、自分が努力して大切な日まで頑張っていたのに、結局、一番大切な日を目前に失敗するという自分のことが面白すぎて泣けましたね。修学旅行は楽しかったですよ、もちろん。しかし写真撮られるときはいつも恥ずかしい思いでした。かなぴ。

次は受験生になります。

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