文学フリマ東京38、ありがとうございました!
5月19日、東京流通センターでは最後の開催となった「文学フリマ東京38」。
私もビンボーな財布をはたき、どうにかこうにか出店してきました!
来て下さったみなさま、ありがとうございました!
今回は吉穂みらいさん(吉穂堂)、ウミネコ製作委員会さんと軒を連ねて、第2展示場での出店となりました。
聞いたところによると、広いほうの第1展示場は、泣く子も突っ走るほどの大混雑だったそう。
「狭いほうで良かった」と、垂れてきたような気がする胸をなでおろしちょりました。
ありがたいことに、たくさんの方々が私のブースに足を運んでくださり、とても楽しく嬉しい時間を過ごすことができました。
友人たち、創作とライティングの仲間たち、初めましてのみなさま。お話しするのがもう、楽しくて楽しくて!
12時から17時の5時間は、大袈裟じゃなく、あっという間に過ぎちゃいました。
今までのご縁を温めることも、新しいご縁をつなぐこともできた、今回の文学フリマ。
来て下さった皆様、本当にありがとうございます。すごく幸せな時間でした!
工夫したこと
今回の出店は、前回の反省点を踏まえ、いくつか工夫をしていきました。
①チラシを配りすぎない
前回の出店時は「ライターとしてPRする」ことが目的だったので、QRコードを入れたチラシを大量に配りました。
でも、今回の目的は「楽しむ」こと!
チラシ配りにエネルギーと時間を割くのではなく、来て下さる方との会話を楽しむため、チラシは少なめにしました。
②喜んでいただけるチラシ作り
文学フリマでお客さんに好評なのが、作品の無料配布。
私は「受け取った方に喜んでいただけるチラシ」を作りたかったので、チラシと140字小説の無料配布をひとつにしました。
チラシは4柄、140字小説は3種類でした。
丹精込めたチラシには、私の地元にあるJ2クラブ「いわきFC」のマスコット「ハーマー&ドリー」がご登場!
これは、いわきFCがホームタウンの事業者に展開している「ハーマー&ドリー ロイヤリティフリー化プロジェクト」のおかげでできたことです。
個人事業主のイベントチラシということで、事前申請時はとても不安でしたが、快く承認してくださいました。
ロイヤリティを無料化するというのは、本当に本当にすごいことなんです。いわきFCのみなさま、ありがとうございました!
③ブースは自己主張
せっかくお財布をはたいて出店するからには「ココはアタシのブース」って主張したいんだい!
(実際に文学フリマって、売上より出費のほうが大きいんですもの)
…というわけで「た-21 さわきゆり」とでかでか表示しちゃいました。
④本を楽しく見ていただく
ゆっくり作品を見ていただくため、ブースに立てて飾った本とは別に、見本を用意しました。
みなさま、横置きの本を手に取ったり、ページをめくったりして、思い思いに読んでいましたよ。
⑤とことん楽しむ!
最後にして最大の工夫は「とことん楽しむ」!
本を売りたい、自分をPRしたい気持ちはもちろんありましたが、最優先したのは「その場を楽しむこと」。
来て下さったみなさまとお話しした時間はとても楽しくて、宝玉の思い出となりました。
お買い上げくださったみなさま、ありがとうございました!
今回の文学フリマでは、自分でもびっくりするくらい、たくさんの本をお買い上げいただきました。
左から、
・小説集「パラダイス」:5冊(完売)
・小説集「ちょっとした短編集」:20冊
・サッカー雑誌「Voyage vol.13」:9冊
・(写真ないけど)手づくり豆本:5冊(完売)
お買い上げくださったみなさま、本当にありがとうございました!
すっごくすごく嬉しいです!!
1人で出店したアマチュア作家の小説集が、計25冊も羽ばたくなんて、奇跡と言っても過言ではないと思っています。
記事を書かせていただいた雑誌「Voyage」は、ジャンル違いのエリアなのに「見本誌を見て買いに来た」というお客様が何人も!
こうして後記をしたためながら、感謝と嬉しい気持ちを噛みしめています。
また出店するために
次回から場所を移し、東京ビックサイトで開催される文学フリマ東京。
できることなら来春も出店したいけれど、文学フリマにはお金がかかるし、何と言っても私はビンボーライター。
どうやら、来春の出店はかなり厳しそうです。
でも、いつかまた出店するために、これからも頑張って働きます!
こんな私にお仕事プリーズ!!!
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