推しのプレッシャーとの闘いに感謝

【四半世紀のアイドルファンが想うこと★V6★ vol.230】:土曜更新


三宅健くんは毎週YouTubeライブをやっているが、6月のソロコンサート@有明アリーナの話が増えてきた。

グッズの紹介や、アルバム曲の紹介など、マイペースで我々にアピールしてくる。

今回のグッズ、今までそういう発想が無くてなかなかいいのが、ペンライトのヘッドの単体売りだ。
もちろん持ち手までついたペンライト全体も売っている。
しかしヘッドだけというのは見たことなかった。
最初なんだと思ったが、3月のTOBEの東京ドームでのメンバー全員お披露目コンサートでももちろんペンライトがあったが、そのヘッドを外せば、今回のヘッドが付けられるのだそうだ。すなわち、持ち手の再利用だ。

これはなかなか合理的だ。
最近はペンライトも高くなってきている。たくさんの色が変わったりとか楽しいけど、ファンがみんな買うペンライトを高くすれば儲かるとどこかの誰かが気づいたのか(笑)、どんどん立派で高くなってきている。

それが、今回はヘッドのみの販売がある。もちろんペンライト全体を買うよりは安い。健くんの話だと、既に売り切れらしい。それもわかる。


こういったグッズから、コンサート内容を考えるのは、もちろんスタッフの手を借りるにせよ、基本的に考えるのは健くんだ。

これはV6時代から続いてる。
コンサートDVDの特典映像でメイキングを見ると、6人が話し合って構成や演出を考えてる様子が収められている。

これはV6だけでなく、嵐もそうだと思う。松本潤くんは演出できるし、またSUPER EIGHT(旧関ジャニ∞)の大倉忠義くんもそうだ。

私は、勝手に、旧ジャニーズ事務所時代にアーティストが増えすぎて、それぞれのグループに演出を任さないと手が回らなくなっていたんじゃないかと憶測していた(笑)
まあ真意はともかく、演出についてアーティストたちが相当鍛えられたのは確かだろう。


だから健くんも、V6解散後のソロコンサートでは、自分でグッズも考えて出来上がったのが世紀の名作のクマ型ペンライト、柔らかいクマを押すとぷぴぷぴ。確か4000円近くした名作だ。
しかしこれ、健くんが凝りすぎて、グッズ化するスタッフは相当困ったらしい。確か健くんにもっとアイディアがあったが、それだととんでもない値段になっちゃうので、色々と調整したらしい。


今回のペンライト、健くんの思いの詰まった物だろう。ヘッドはペガサス、とてもかわいい。コンサートのMCで色んな想いを聞きたい。


しかしアイドルってすごいよな。セルフ・プロデュース能力高すぎる。

それにコンサートの演出を考えるって、とんでもない仕事量だろう。我々の仕事に引き直すのは難しいが、何かイベントやるにしても、準備も関係者への連絡も当日も片付けもかなり大変だ。そしてコンサートになるとその規模とかははかりしれない。

いくら健くんがファンを楽しませるのが好きでも、コンサートの構成や演出、グッズを、それも決められた期間で考えるのは、スタッフの力を借りても、相当のプレッシャーだろう。
しかしアイドルだから、それがしんどいとかは我々には言わない。ニコニコしながらグッズ紹介してくれる。

私個人のことで恐縮だが、最近プレッシャーのかかる仕事をやってて、健くんも毎回いかばかりかのプレッシャーがかかっているのだろうと思いを馳せた。

推しの多大なるプレッシャーとの闘いがあってこそ、我々ファンが楽しむことができる。そんな雰囲気を出さずに我々ファンのためにたくさん頑張ってくれている推しに感謝である。

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