何気ない日常が愛おしい 三宅健くんのインスタ

【四半世紀のアイドルファンが想うこと★V6★ vol.131】


晴れたり、雨が降ったり、また、起きて、服着て、外でかけて。
日常の一コマ一コマ、ただ過ぎていく時間。


三宅健くんが、V6解散日(2021年11月1日)から、インスタグラムを始めている。写真はそんなには上げてないが、毎日ストーリーズを更新してくれている。

ストーリーズは、健くんが映っているものもあるが、本人が映らず、ただ電車の窓に当たる雨とか、また、花をずっと映すとか。

私は今まで電車に乗って雨が降ってきたら「駅に着いても降ってたら面倒だな」くらいにしか思ってなかった。ただの現象だ。
なのに、健くんが日常から切り取った車窓の雨は、とても綺麗だった。ファンびいきもあるかもしれないが、動画再生されている間、ずーっと見ていた。

単純に、芸能人だからセンスがいいというのは簡単だろう。
でも、自分なりに、もうちょっと考えてみた。私にとっては現象が、健くんにとってはなぜ綺麗な景色となったのだろう。

もちろん、健くんはセンスが要求される芸能界で30年近く生きてきたから美しいものへの感度が磨かれてきたというのはあるかもしれない。一度「マツコ会議」だったと思うが、そのロケでたまたま健くんが通りかかったということがあった。マツコも「ずいぶんあか抜けた人がいると思ったら」と言ってたが、そのとおり、日常でもとてもオシャレだった。

でもそれだけだろうか。

健くんには好きなものが多く、その一つが植物栽培だ。たくさんのサボテンを育てている。健くんのインタビューでは、サボテン一つ一つでいつ水をどのくらいやるかが違っていて、専門業者にまで聞いたりしていたとのこと。

植物が影響を受ける気温、湿気などの気候は、愛しいサボテンを育てるための、健くんの日々の関心事なのかもしれない。
私にとって雨は鬱陶しいだけだったが、健くんはサボテンの成長に大事な一つ一つの気候が愛おしいのだろう。

そんな健くんが切り取った日常から、ああ雨も美しいのだなと思えた。芸能人のファンをやっていると、こういう新たな想いをさせてもらうこともできるのだと思う。

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