見出し画像

四半世紀のアイドルファンが想うこと★V6★ vol.5「周りの理解」

私が四半世紀前にV6ファンになった時、身近な友達にアイドルのファンはいなかった。女友達にも男友達にも。


自分もアイドルのファンになるとは予想していなかったから、はてさてこんなに好きになったものを、全く関心のない友達たちにどう理解してもらおうかととまどった。

隠しておくというのもあるかもしれないが、あんまりにも好きになりすぎたので、ほっておいてもダダ漏れてしまう、それなら自分から漏らしてしまおう、と思った。

私には周りの友達を新しいことに巻き込む人間力はないが、知ってもらうことはできるかも、と思った。

それで、話のチャンスを見つけては、「三宅健くんっていてね、もうしょんんないくらい好きでね、雑誌とか買っちゃってるのよ」とか、「いや~、録画が忙しすぎて、ビデオテープに詳しくなっちゃった」とか、友達が受け入れやすいように、押しつけはせず、今私はこんなことになってます!ってカンジで伝え続けた。

そうすると、おそらくはアイドルに全く理解がないはずの周囲が、「まあこの人はこうだからしょんないね」と笑って受け止めてもらえるようになった。

そのおかげで、コンサートや舞台に行かなければならない(コンや舞台は、私にとっては定期的にV6から呼び出しがかかる義務行為となっていた)時も、友達はV6を優先する私を笑って当然と受け止めてくれた。

ま、あきれていた友達もいたかもしれないが、あきれながら笑っていてくれたのだと思う。

私と周囲の日常にV6が自然に馴染んでいて、おかげでずっと楽しい生活を送らせてもらっている。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?