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産後1ヶ月経ったのでシフト制育児を振り返る

都内在住、30代半ば共働き夫婦(現在は夫婦共に育休中)です。昨年第一子を出産したので備忘録も兼ねて記します。今後育児予定の人、育児中の人の参考になれば!


シフト制育児とは?

 30代半ばという私の年齢もあり、周りの友人は第一子、第二子〜第三子出産済みの育児の先輩猛者たちが数多くいます。妊娠判明後、とにかく情報収集を兼ねていろんな人と会って話を聞かせてもらってました。

 そんな中でとある先輩から「旦那さんが育休取るならシフト制育児がおすすめ!とにかく睡眠が大事!!」という話と↓の本をおすすめしてもらいました。

【シフト制育児とは…?】

1日24時間の中で夫婦が交互に子守りを担当する育児スタイルのこと。
一方が子守りをしている時、一方は睡眠に集中できるので、母親だけに偏りがちだった赤ちゃん期のお世話負担が激減!!
男性育休の有効な活用手段として期待される育児スタイルの全貌を大公開します!!

amazon.co.jpより引用

 おすすめしてくれた先輩も旦那様が育休を半年取得され、夫婦で育児の時間をシフト制にしたことで睡眠時間が確保でき、結果非常に有意義な育休期間を過ごせた、とのこと。
 育休取得予定の夫にもすぐに読んでもらい、出産前の段階でシフト制にすることを決めました。

我が家の前提条件

  • 夫婦共に育休取得(夫は半年予定)

  • 産前・産後の里帰りなし

  • 実母・義母のサポート予定なし

  • 夫婦の寝室にベビーベッド設置

  • 寝室と別に寝る部屋を設けることが可能(我が家は3LDK)

  • 出産前から混合〜完ミに合意

というのが我々の状況です。
 そもそも夫が育休取得無し、もしくは数日とかの短期予定だとシフト制が難しくなると思うので、基本的にはある程度の育休を夫も取得予定というのが大前提になるかと思います。
 その他の項目は実際にシフト制を決めていく中で夫婦で話し合い、自分たちに合うようにできれば問題ないかと思いますが、後述しますが完母希望だと難しいかもしれません。

実際のシフト

 退院し3人での生活がスタートしました。3日程度は夫にも赤子の生活リズムを把握してもらうため、シフトではなく通常通りの生活を送ったのち以下のシフトを組んでみました。

  • 21〜3時は妻睡眠(=夫育児シフト)、3時〜9時は夫睡眠タイム(=妻育児シフト)

  • 睡眠タイムはリビング・寝室から遠い部屋に布団を敷いて寝る

  • それ以外の時間の育児業務は手が空いている方が担当

 6時間は確実に寝ることができ、且つ赤子もずっと起きているわけではないので育児シフト中も赤子と寝つつ、赤子が泣いたら対応する、といった形式にしました。この方法だと通しではないですが6時間+2時間の計8時間くらいは睡眠時間が確保できる計算です。

 シフト制育児に欠かせないのが育児中の方にはおなじみ「ぴよログ」です。
ミルクをいつ飲んだか、おむつをいつ変えたのかを夫婦で共有しやすいので自分の育児シフトに入りやすいです。

 また、これは必須ではないですが導入してよかったのはAlexaちゃん。
我が家はもともとgoogle homeを使用していましたが、ぴよログと連携できるのはAlexaしかできないようだったので迷わず購入しました。

 おむつ替えしたとき、ミルクをあげたときなど結構手が塞がっているのでスマホ開いてぽちぽち記録するのが意外と面倒だったのですが、「Alexa、ミルク80ml」とか「Alexa、うんち」とか言うだけで記録してくれるのでおすすめです。
 ちなみに育児とは関係ないですがAlexaちゃんはこちらがひそひそ声で話しかけるとちゃんとひそひそとささやき声で対応してくれるのがかわいいです。

 
あとは導入して良かったのものはcubo Aiというベビーモニター。
 赤子を寝室のベビーベッドで寝かせていると、ちょっと泣き声をあげたりしたときに様子が気になると思うのですが、我が家は常にcubo Aiの映像をリビングのiPadで流しておくことで「これは寝言なきだな」とか「もぞもぞし始めたからミルク用のお湯沸かしとくか」とか見に行かなくてもわかるので非常に便利です。

 ベビーセンサーもあるので、「いま静かすぎるけど生きてる・・・?」と気になったときも安心です。Liveだけでなく過去録画動画も確認できるので赤子のかわいい瞬間も見逃しません!
 ほかの製品と比べてちょっとお高いのですが、今のところ購入してよかったなと思ってます。

1ヶ月シフト制育児をやってみて

 さて、そんな形でスタートしたシフト制を1ヶ月やってみた感想としては

睡眠さいこーーー!!!!寝れるぞ!!!!

ということに尽きます。
 育児の先輩たち(=友人たち)からくるLINEにはほとんどが「寝れてる?新生児大変だよね」とか「少しでも寝てね」という言葉が入っているのですが、今のところ確実に6時間以上は寝れているため、快適な生活を送れています。
 また、新生児期って本当に3時間おきに授乳タイムがやってくるし、その間すぐに寝るとは限らないので「もうそろそろ寝てよ!」とか「なんで泣くのよ!」というネガティブな気持ちが出てきますが、6時間ほど赤子と離れていることで「あれ?うちの子久々に見たけど本当にかわいいな、天使か?」と思える心の余裕も出てきます。
  
 とはいいつつ現在はミルクと母乳の混合のため、夜はおっぱいがどうしても張ってしまい、私は0時ごろに一度起きて搾乳するタイムを設けています。
 はじめのうちは通しで寝てみたのですが、シフト交代時間の3時に起きると母乳パッドでは対応しきれなかった母乳によりブラ〜パジャマまでぐっしょりの事態に・・・。
 シフト制育児を導入する場合、完母だとそもそも夫のシフトタイムを設けられないので難しいと思いますし、混合でも母親のおっぱいの状況により授乳や搾乳の必要があるため、完ミと最初から決めていた方がよかったなと思います。
 私は母乳の出は良い方だとは思いますが、夫婦ふたり育休のメリットを100%享受しようと考え、これから完ミに向けて母乳量を減らしていく予定です。このタイミングで母乳を減らしていくのは時間もかかるしきついよ〜と1ヶ月検診時に助産師さんからは言われましたのでもし今後シフト制育児の導入を検討される場合は最初から完ミと決めてしまうことをおすすめします。(もちろん完母・混合でも搾乳タイミングなどちゃんと取れば問題ないかとは思いますが!) 

 ちなみに始めてからもうひとつ、変更したのは寝る場所です。元々はリビング・寝室から遠い部屋で寝ていたのですが、その部屋が寒い&布団が安物のためか何日か過ごしてみると夫婦共に腰痛がひどくなり・・・。
 硬めのマットレストッパーを購入し付けてみたのですが、やはり寝室のベッドの寝心地には勝てず、結局寝室で赤子と同室で寝ることにしました。赤子の泣き声がすると起きるのでは?と思ってましたが、自分のシフトでない時間は相手に任せられるという気持ちからか私は問題なくすやすやと寝られています。 

おわりに

 シフト制育児、夫婦ふたりで育休を取る予定の方には本当におすすめです!その家庭によってシフトの取り方や育児・家事の分担などは合うやり方があると思いますが、なにかの参考になれば。
 我々もこれから赤子の成長と共に変わるだろう生活リズムに合わせて、都度話し合い改善していく予定なので、また変更シフトなど追記できればと思います。

追記

完ミに向けた断乳の記録はこちら


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