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田芋に化けてるタロイモ


沖縄県民のお祝い事に欠かせない一つの食材が

『田芋』(たーむ、たーまーむ)。


田芋パイ🫶


私も移住してから、お祝い事に参加させてもらっているが

本当にお正月やお盆、シーミー、おばあちゃんのお祝いに田芋が出てくる!!!!

でも近年の沖縄は、重箱がオードブルに変わりつつある。

これらの田芋があまり美味しくなくて、田芋好きが減っているんではないか?

田芋ってあの重箱の余り物、なんて言われることもある。

否めない。

本当は美味しいんだよ( ;  ; )


あなたの食べてる田芋って、田芋???

スーパーのタロイモりんがくも海外のタロイモを使ってるケースが多々ある。

重箱やオードブルに入ってる田芋は必ずしも田芋とは言い切れないだろう。

だから重箱の田芋がおいしくなかったからと言って、田芋を嫌いにならないで欲しい…!!😭

俺の芋はうまいぜ!

そんな事実は知れば農家は

「なんで沖縄の田芋を使わないのか!?俺の芋を使え!」

なんて言いかねない。

でもそれって、農家の課題じゃない??

加工会社が田芋を使えない理由って、高いだけじゃない。

安定供給できる農家がいるのか?????

ほとんどいない!!!!!! 

田芋の安定供給、難易度超高い


なぜなら、1年間冷凍庫保管してる農家がそもそもほぼいない。

田芋農家は気付いてない人が多い気がする。

田芋の需要はある。

沖縄県民のお正月とお盆、お祝いの消費量はばかにならない。

ならば、自分たちにやるべきことは

田芋の加工品を作ってバズらす

ことは二の次で

まずは県内の需要に少しでも応えて、美味しい田芋を流通させることだと考えている。

冷凍保存してる


だから私たちはまず田芋を欲しいと言ってくださる方に、一番美味しいものを届けるために

厳選した田芋の安定供給

の実現に向けて努力している。

しかし、栽培技術が確立されておらず、情報が少ない田芋の安定供給ほど難しいものはない。

だから面積で勝負するしかないのだ。

全て手作業なのに。

農家、過労死確定!!😇

人の目しか勝たん


っていうのが、田芋農家のリアル。

安定した収量が出せないが故に、少しでもお金にしたいと思う農家が美味しくない芋をA品で流通させてる課題もあるしね。

でもこれはどの野菜でも同じだろう。

あくまで、千葉から移住した私が2年田芋農家といて思うことである。

是非これを読んだ沖縄県民の人には、お祝い事だけでもいいから、直売所に行って、上等な田芋を買って欲しい。

ウルマルシェ!


高い。高いけど、間違いなくそれ以上の価値がある。

美味しい芋は全然味が違う。

海外のタロイモとは、全然違う。

だって品種が違うのに!!

(タロイモはタロイモで美味しい。私はもちろんタロイモも好き🫶🫶)

沖縄の田芋は沖縄県民が自信を持っていい。

別格に美味しい。

自分らもできれば、今以上に値上げはしたくない。

沖縄に美味しい田芋を残すためにも、日常的に手に取れる価格で田芋を流通させたい。

田芋をよろしくお願いします!!!!!


資材の値上げ、まじきちぃ〜。。のが本音😂

直売はここから!お盆の予約も承ってます🫡

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