移住してくれて、ありがとう
私は大学生の時、消滅していく田芋を目の前にしたときに、田芋を残すために農家さんたちの近くでなにかできることをやりたい!と強く思ったのがきっかけ。
美味しい田芋を残したい
田芋の本当の魅力を伝えたい
この一心。
(農家のかっこよさを間近で堪能したいってのもある。)
私にとって、今の仕事は天職でしかない!
この前、炊きあがりの芋を味わっていただくツアーの参加者にいただいた言葉。
「移住してくれて、ありがとう!」
正直、驚いた。
自分が縁もゆかりもない沖縄に田芋のためだけに移住して、迷惑かけてたり、やっぱり移住者をよく思わない人だってたくさんいるのはわかってたから。
初めて会った人にこう言ってもらえたことがなかった。
「美味しい田芋をどうにか残していきたい」の想いが伝わったのかな。
それから続くように他の方にも
「沖縄のために田芋残してね」
「あなたが来てくれて、よかったさ〜」
ってたくさん言ってもらえた。
とっても嬉しかったし、移住して良かったな〜ってすっごく思えた。
少し沖縄に認められたような気もした。
自分のひたすらにやりたいことだけをやらせてもらえる環境に恵まれた上に、感謝されるなんて。
改めて沖縄に美味しい田芋を残そうと強く思ったし、沖縄の宝だな〜と確信した。
田芋が私に見たことない世界をたくさん教えてくれるし、目を向けたことのないような価値に気づかせてくれる、
田芋は私に居場所を作ってくれる。
今日も今日とて、何につながるかわからないような地味な作業や過酷な草刈りがあるけれど、これも残すための1つ。
頑張ろ!
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