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歴史

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2020年3月の記事一覧

フレーヴァーティーで有名なアールグレイ。元は人の名前なのは有名だがスペルは”Earl Gray” つまりグレイ伯爵となる。
その伯爵”Earl”は「総督」という意味が有力貴族の呼称に転じたらしい。元はスカンディナビアの”Jarl”にあるそう。

呼称の由来も面白いな。 #歴史

公爵”Duke”は元々はローマ帝国が拡大する礎を築いた「軍団」の長を意味する言葉だったのか。
その後西ローマ帝国の文化が残るフランク王国などで最上位の称号となり、イギリスにも渡って来たそう。

日本と違いイギリスは大陸との距離が近いから、文化が入り混じるから面白い。 #歴史

プリンス”Prince”の由来が、古代の共和制ローマの元老院審議で最初に発言出来る最高位「第一人者」=“Princeps”から来てる呼称なのか。

王子様みたいな印象がある言葉だけど議論の場で使われてた言葉だとはイメージが変わるな。 #歴史 #語源 #勉強

数々の人を処刑したヘンリ8世が、国際舞台ではハプスブルク家のカール5世とフランスのフランソワ1世に振り回されて、イングランドの独立を守るのに奔走してたとは皮肉ですね。

ブリテン島では数々の犠牲を出して権力を強化したのとは対照的に見える。 #歴史 #勉強

名前は誰もが聞いた事のある「王権神授説」
これを著したのがエリザベス女王の次に王になるジェームズ1世だったのか。知らなかった。

そして面白い事に彼の政治はしっかりと議会との協調を重じていたとか。
一度しっかりと「王権神授説」を勉強してみよう。 #歴史 #勉強

香料のアンバーグリス
・アンバーは琥珀
・グリスは仏語で灰色gris
龍涎香とも言い由来は、いい香りと他の自然物にはない色と形から「龍のヨダレが固まった物」

実はマッコウクジラの排泄した塊で、塊に含まれるアンブレインという物質が海上で酸化分解され芳香成分が作られるそう #歴史

シャネルのNo.5

この香水を調香したのが「エルネスト・ボー」

彼はロマノフ朝ピョートル1世の妃の生誕200年記念に「王妃エカテリーナの花束」を調香
これを1920年に”Le No.1”と改名し発売

この”Le No.1”を母体に”No.5”が誕生したそう #歴史 #勉強

シャネルNo.5

これはエルネスト・ボーが北欧の白夜のみずみずしい湖水のイメージを10点の作品で表現した

それをサンプルとしてココ・シャネルに見せて、その中から番号5を選んだ

ここから”No.5”が誕生したという経緯らしい
#歴史

17世紀のオランダで出版社が設立、増加していく

デカルト「方法叙説」
スピノザ「神学・政治論」
も発行されたが、後に大学理事会で発禁処分となった
哲学的合理主義や無神論は支配者層が警戒していたから

より検問が厳しかったのは、他国の権力者への侮辱
外国を刺激しないため #歴史

杉田玄白らが訳し刊行した「解体新書」
原著ターヘルアナトミア
これは18世紀にヤンソーンス・ファン・ワースベルヘ社から出版された独人医学者クルムスの解剖学書の蘭語版

この出版社は辿ると17世紀ロッテルダムの出版業社でカルヴァン派ピーテル・ファン・ワースベルヘに繋がる #歴史