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もう時効なので書くよ #004 モトリー・クルーのとんでもない要求とは?

モトリー・クルーの1997年のアルバム”Generation Swine”のプロモ来日での事。超一流ホテル4Sに数泊してもらいスイートを取材部屋にし、TV、雑誌、ラジオなど媒体を入れていた。雑誌の撮影を外ですることになり、庭園に出向くと初老のご婦人方が散策していらっしゃって、そのうちのお一人が紫に髪を染めていた(たまに居ますよね)。それを見たミック・マーズ(G.)が目を丸くして「おい、見ろよあの髪の色!パンクだぜ!Cool!」...てな調子で何とか無事に初日が終わった時、ニッキー・シックス(B.)がおもむろに「今回のアルバムSwine(=豚)ってタイトルだから、本物の生きた豚と撮影したいなぁ」とのたもうた。「ぬわんだとぉ!よし、やってやろうぢゃないの!」早速調べて湘南に動物貸出会社が有ると分かり依頼(その時知ったのだが、SoftBankのお父さん犬も扱う会社だった)。翌日ホテルの駐車場で受渡しする事になったが、なにせ一流ホテル。大きめのバッグに藁を敷いて預かった子豚ちゃんを入れ、担いで部屋に向かうも中でブーブー鳴いてる!何人かのスタッフで回りを囲み大きな声で「文句言うときはブーブーだよねぇ」とか誤魔化し何とか部屋に入れると、そこに居あわせたミック・マーズが一言”Real Pig? YOU ARE CRAZY!” 君らに言われたくねぇ!

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