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受験数学との付き合い~一周回って

今日は、「受験数学と私」というテーマで書きたいと思います。
なぜいきなり?っていう理由をサクッとプレゼンさせて下さい。
実は「数学とともに」という生活は20代、予備校の数学講師からスタートしました。引っ越し作業中にその頃の写真を整理していたら、ふと書いてみようと。要するに思い付きです・・・

今日のテーマです❣

私、現在、大学受験向けに数学の個人授業もしています。
が、現在は手一杯でここで集客する意図はなく、自分の考えを書こうと思ったまでです。誤解なきよう❣

初めての方のために自己紹介を再掲載させて頂きますと(下の画像を参照ください❣)、予備校講師→大学の教員→数学編集者を経て、一周回って今さら受験業界?と思われるかも知れません。

プロフィールを1枚画像にしてみた❣(再掲載)

20~30代の頃は瞬発力と記憶力+生徒との距離の近さを武器に予備校講師をやっていました。「某大学で某年こういう問題が出て解法はこれ!」みたいなキレッキレ反射と、冗談も雑談も若さゆえのノリでこなしておりました。

あれから〇十年

・・・・・・・
・・・
<綾小路きみまろ的なノリ通じるかな若い方(笑)?>

大学教員になり、入試問題の作成~採点を担当することになったときは、まぁ懐かしい受験数学でした。
その後、大手出版社の模擬試験問題の作成やら、大学が作った入試問題達を事前に解いてOKか否か判定する仕事をしたり…を経て、縁あって受験生の数学指導の依頼が来たときは50代半ば。

一周回ってからの受験数学指導なので、若い頃と同じように出来ないしやってもつまらない。それで、
問題を解く=出題側(採点側)と解く側のコミュニケーション
という立場でやることにしたんです。そうだ💡若さ・生きの良さ・反射神経と引き換えにGETした「経験と老獪な作戦」を武器に戦おうと。そして、出題側と採点側の視点で
入試問題の人間臭さや温かみのようなものを感じて欲しい。
◎気負わず楽しんで、しっかり基礎を勉強して取り組む。
ということを大切にしようと思ったんですね。

雰囲気をちょっとだけ紹介すると、
「大学の威信をかけて入試問題は時間をかけて作ります。模擬試験の比じゃなく、医学部や難関といわれる大学はなおさら。作る方も大変。」
っていう雑談を混ぜたり、難しめの問題に取り組むときは、
思考力を要する良問と褒められた"力作”は受験生に回避されちゃうけど、『何とか解いて🥺』という気持ちでヒントや誘導を散りばめてます。汲み取って欲しい。」
高校範囲外の数学を楽しむことも忘れません。
「出題範囲は教科書を超えちゃいけなルールだけど、その先に難しい話をチラつかせた遊び心も感じてね✨」

答案作成が苦手な生徒さんには、採点側の視点で
「採点はミスが許されないし責任は大きくかなり疲れる。細かい作法は気にする余裕はないから『これが書いてあればOK』というポイントを押さえて、正しいと思うことを伸び伸びと伝えて。」

生徒は大量の演習をキツさも楽しんでこなし、私は新鮮な気持ちで受験数学を楽しみつつ戦略的なカリキュラムを提案する、という共同作業。当たり前のことをやっただけですが、生徒さんは合格しました✨
こんな感じで受験数学と付き合っています。
合格を心から喜べる。悪くないです。

🌸まとめ🌸  
今だから、違う形で受験数学に関われる‼️

ではまた👋



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