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おかねの鮮度と消費期限。


今日、僕は15才に25万円をカツアゲされました。



そう言っては聞こえが悪いので訂正します。


今日、僕は才能溢れる15才に25万円を投資してきました。



表現方法1つで印象がガラッと変わりますね。
そんなことはどうでも良くて、なぜ僕は15才の子に25万円をあげたのか?



あ、ちなみにここで説明すると、もともと「人のために100万円使う企画」というのをやっていて、その一環で「15才のタカギくんの登記費用25万円をあげよう」という話になったんですね。


そこに「じゃあ、株を何%ちょうだい」とか「利益がどうのこうの」なんて話は一切なく、ただ25万円をあげただけでした。(事業内容も知りませんでした)


こんな話をすると、決まって「なにか裏がある」「怪しい」「宣伝効果狙ってんか」みたいな想像をされる方が多いと思うのですが、ただ25万円あげただけですから、なにか見返りがあるわけではありませんし、そもそも25万円も自分のために使えば、相当な効果が見込めるので、直接的な見返りを求めてたら他人に25万もあげませんよね。



で、結局タカギくんは登記しませんでした(諸事情によって。僕も納得。)



ここで彼から「登記しなくなったので、25万円は必要なくなりました。が、25万円欲しいです」という旨の連絡があり、もう1度会うことになりました。


正直、登記費用に使わないなら25万円返してもらおうと思ってました。
僕も、ただのお人好しでもセレブでもないですし、25万円って5ヶ月の生活費なんで、ふつうにデカい金額ですよね。


が、会って喋ってるうちにこんな風に思いました。



「あれ、25万円返してもらっても俺なにに使うんやろ?株でも買うかな?」

「そんなことに使うより、タカギくんが25万円キャッシュで持てたら、色んな制約から解放されて、もっと濃い人生になるんちゃうかな?」

「そもそも、この25万の価値って今だからお互いにとって価値があるモノやけど、数年後には今より価値は下がってるよな。」



これが、ツイートにも書いた「経済と同じで人も右肩上がりに成長するなら、今と5年後では同じモノでも価値が変わっていく」ということなんですね。


これをもう少し解説します。


例えば、『10万円を稼ぐ』というのを例に出してみます。

15才の高校生だったら10万円を稼ぐために日給8000円ちょいのアルバイトを12日するとします。
ここでは【12日=10万円】という式が成り立ちますよね?

でも、25才のブロガーが10万円稼ぐのにブログを書いて2日で稼いだとします。
ここでは【2日=10万円】という式が出来上がります。


自分が右肩上がりで成長さえしていれば、10万円を1日、1時間、10分で稼げるようになるのは想像つきますよね。


そう考えると、逆も然りで『将来、自分が1時間で10万円稼げる価値のある人』になるならば、今の1時間もそれだけ価値のある時間なわけでして、それは僕にもタカギくんにも言えることだと。


ということは、今の”25万円の価値”は5年後には今より確実に低くなってますよね?


ある種、お金にも消費期限のようなモノがあると思っていて、どういうことかと言うと、例えばお寿司。

最高級のお寿司を買ってきました。

でも、あなたは「そんなすぐに食べるのはモッタイナイ!もっとお腹すいてから最高の状態で食べよう!」そう言って、1日2日と冷蔵庫にいれておきました。

極限まで空腹状態を作って、いざ食べようとした時にはお寿司は腐って食べれませんでした。

こんな話に近いのかなと。

日本円が腐って食べれなくなることは、あまり想像つきませんが、美味しさが変わるのは間違いなく言えることだなと思いました。


じゃあ、なるべく鮮度の高い美味しい状態でおかねも使っていくべきですよね。






p.s
タカギくんと僕は9才離れてますが、僕の9個上って34歳なんですね。
”タカギくんにとっての僕”を僕も探したいですね。笑









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