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【22冊目】伝わるしくみを理解して、コミュニケーションをもっと楽しむ。

どうも、「本とスキ。」を運営してるゴーゴーケンゴです。

このマガジンでは毎日1冊、本を要約して紹介していきます。

忙しいビジネスマン向けに、通勤時間の3分で要点を掴めるようにまとめてるので、読んでいただけたら「♡」のスキを押して頂ければ幸いです。

※マガジンは初月無料で、2ヶ月目から月500円になってます。
1日単位で計算すると16.6円で1冊読めることになるので、是非1ヶ月無料で試して頂いて、もし価値を感じて頂ければ継続してもらえたらなと思います。

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目次概要

⑴タイトル紹介
⑵一言でいうと、どんな本?
⑶要点まとめ
⑷考察

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⑴伝わるしくみ

「伝え方」の本はたくさんあるが、
「伝わる」しくみを書いた本はない。

22冊目は「伝わるしくみ」です。

著者は電通出身で関西大学社会学部教授でもある、コミュニケーションのプロの山本高史さんという方です。

コミュニケーションとは、なにも対面での会話だけでなく、ネット上での人間関係や、商品紹介、広告コンテンツなど全てにおいて行われることなので、伝わる仕組みを理解しておくのは非常に重要だなと。


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⑵コミュニケーションの原則がわかる本

この本を一言でいうと、コミュニケーションの原則がわかる本です。

「伝え方」の本やテクニックが巷に溢れてる中で、そもそもの「伝わる仕組み」を理解していないと勿体無いですよね。

コミュニケーションの原則とは「受け手が全てを決める」ということです。

なので「そういうつもりで言ったわけじゃないんやけど、、、」というのは、コミュニケーションにおいて最大のミスです。

心当たりがある方は参考になると思うので、ぜひ読んでみてください。

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⑶要点まとめ

▶︎受け手が全てを決める

コミュニケーションの原則とは「受け手が全てを決める」ということです。

言葉には常に発信側の提案が含まれると言います。

例えば「喉が渇いた」と、あなたが呟いたとします。

そこには「水が飲みたい」「コンビニによって水を買いたい」「一口お水を分けて欲しい」などの欲望が含まれており、その提案として「喉が渇いた」と呟いたということになります。

しかし、その提案を受け入れるかは受け手側の自由なので、拒否されることも多いです。

それがコミュニケーションが上手くいかない正体なんですね。

この前提を認識した上で、次に大事なのが以下です。

▶︎経験不足を想像でカバーする

つまり、受け手が求めてる提案をすることが出来れば、あなたのコミュニケーションはスムーズに上手くいきます。

そこで、受け手の求めてる提案を汲み取るために必要なのが「想像力」です。

経験不足だと、どうしても想像力が欠如してしまうので、経験は大事ですと。

しかし、経験不足を補うのが妄想です。

例えば、ツイッターでクソリプをみたとします。

「なんか、嫌なヤツも多いな。。」で終わらすのか「この人はなんで、こんな汚い言葉使って知らない人を批判するんやろ?たぶん、素直にコミュニケーション取れずに、職場でも浮いてる存在で友達も少ないから、ストレスの発散場所もネット以外にないんかもな。。毎日、誰とも喋らず単純作業のアルバイトで日銭を稼いで、ボロボロのアパートに帰ってカップ麺食って缶ビール飲みながら、また明日も仕事かと憂鬱になりそうな気持ちを抑えて、ツイッターで匿名アカで幸せそうな人にクソリプ飛ばしてるんかな…」なんて、妄想すると、勝手ながらクソリプを送る人の気持ちを想像できますよね?

そうやって、経験不足を補うことが出来ますと。

▶︎共有エリアに立つ

そして、発信側と受け手の共有エリアに立つことが出来れば「受け手の求めてること=自分が言って欲しいこと」と一致するので、受け手の求めてることを想像しやすくなるというわけです。

その、共有エリアの考え方として有効なのがアングルとツリーです。

アングル=連想ゲームで違う視点からみる
ツリー=アングルで出た視点から連想する

この2つを使って妄想を加速させていきましょう。

すると、相手の視点に立ってみた時に「こんなことを言って欲しい」と想像して出てきた言葉こそ、「受け手の求めてる言葉」になるというわけです。


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⑷妄想ゲームをしよう!

伝わる仕組みを体系的に解説すると、、、

・前提=コミュニケーションは受け手が全て
・受け手が求めてる言葉を探ろう
・妄想で自分と相手の共有エリアを探す
・共有エリアの言葉を発信するから、相手も受け入れやすい

共有エリアの言葉なら、自分も嘘をつくわけではないので、自分も相手も気持ちよくコミュニケーションが取れるというわけですね。

で、これを日常生活に落とし込んでみると妄想ゲームがオススメだなと思いました。

カフェで向かいの席に座ってる人、電車で隣に立ってる人、会社の上司や部下、などなど普段の生活で人と接する時に、頭の中で妄想するんですね。

「この人は、今なにを考えて、どういう感情なんやろ?」

これを妄想するだけで、共有エリアを探す訓練になります。

例えば、タクシーに乗った時。

「この運転手は今、どんなことを考えてるかな?」と想像します。

「表情や最初の挨拶の感じからして、無愛想なベテランドライバーって感じかな?てことは、割と長年タクシードライバーやってるってことやな。もし自分が長年タクシードライバーやってたら、割と惰性でやっちゃうかもやな。この人はどっちやろ?好きでタクシードライバーやってる人か、もう他にやることないから仕方なしにタクシードライバーやってる人か?よし、質問してみよ」と考えて、

「いやー、やっぱり運転上手なタクシーに乗ると気持ち良いですね〜。運転手さんは、この業界もう長いんですか?」と聞いてみると。

だいたい、その返答でその人が好きでやってるか、惰性でやってるかは分かると思います。

みたいな感じで、その人の視点に立って妄想してみて、どんな言葉をかけられたら嬉しいかな?とかって想像してみると、コミュニケーションがより楽しくなりそうですね。

もっと詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。

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