【34冊目】フェイクニュース要約「新時代の兵器を使いこなして世界をより良くしよう」
どうも、「本とスキ。」を運営してるゴーゴーケンゴです。
このマガジンでは毎日1冊、本を要約して紹介していきます。
忙しいビジネスマン向けに、通勤時間の3分で要点を掴めるようにまとめてるので、読んでいただけたら「♡」のスキを押して頂ければ幸いです。
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目次概要
⑴タイトル紹介
⑵一言でいうと、どんな本?
⑶要点まとめ
⑷考察
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⑴フェイクニュース
「ねつ造された報道」などというイメージとは異なり、いまや新しい戦争ツールとして重要な役割を担っているフェイクニュース。国家が本気でその対策を取る時代になっているにもかかわらず、日本では報じられない姿。
34冊目は『フェイクニュース』です。
アメリカのトランプ氏が大統領選でフェイクニュースを使ったと話題になり、その名を聞いた人も多いのではないでしょうか?
ネット社会で情報が氾濫する現代だからこそ、新たに生まれた兵器としてフェイクニュースが挙げられてますが、自分も1人のメディアマンとして興味深い内容なので早速読んでいきたいと思います。
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⑵フェイクニュースの仕組みがわかる本
この本を一言でいうと、フェイクニュースの仕組みがわかる本です。
「事実よりウソの方が拡散力が高い」など興味深い内容が多かったので、早速、要点をまとめていきます。
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⑶要点まとめ
▶︎なぜ、フェイクニュースは拡散されるのか?
Twitter社とMITのメディアラボが出した調査結果によると、事実が伝播するのが1000人程度なのに比べ、嘘は10万人まで拡散することが分かったそうです。
要は、ウソは拡散されやすいと言うわけですが、それはナゼか?
嘘はいくらでも作れるので、拡散されやすい情報にねつ造できるからです。
その中でも「驚き」や「嫌悪」という感情が特に拡散されやすいとのことでした。
▶︎フェイクニュースが加速する3つのフィルタ
⑴フィルタバブル=関連動画の精度によって内容が偏る
⑵政治フィルタ=国による規制とか
⑶機能的識字能力フィルタ=ユーザーの読解力、過激でわかりやすいものがウケる
⑴ですが、YouTubeやTiktokにしても、ユーザーの好みに沿った関連動画が次々に流れてきますよね?
テクノロジーの進化によって、自分が見たいモノだけレコメンドしてくれるようになったので、意識的に異なる情報にアンテナを張ってないと、ユーザーの思考はどんどん偏っていくというわけです。
⑵は中国のグレートファイアウォールとかですね。
政府側が法律で情報のアクセスを遮断することもあります、
⑶は読解力の低さです。
人間の脳は思考停止に快感を得るので、なるべく過激でわかりやすい情報を無意識のうちに集めてしまってるんですね。
▶︎ネット世論を操作する4つの脆弱性
⑴少数民族の存在
⑵内部分裂
⑶他国との緊張関係
⑷脆弱なメディアのエコシステム
日本もこの4つが当てはまる国なので、フェイクニュースがより蔓延しやすいというんですね。
ネット世論は、お互いの顔が見えないからこそ、より過激で感情的になると言います。
人間の脳みそは「最初に得た情報を正しいと判断する」クセがあるので、フェイクニュースの拡散性を考えると、それも納得ですよね。
大衆はフェイクだとも知らずに、むしろそれが事実であるかのように伝播していくわけです。
これがフェイクニュースの仕組みですね。
悪気があって拡散する人はごく一部で、多くの人は気づかずに拡散してるというわけです。
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⑷新時代の兵器を使いこなして世界をより良くしよう
フェイクニュースの脅威がわかったなら、それを防ごうとするよりも、それを良い方向に活用しようと考える方が、僕は合理的だなと思います。
なので、考察ではフェイクニュースを使って、世界をより良くする方法を考えていきたいと思います。
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