【30冊目】残業学はサラリーマンよりフリーランスが読むべき一冊。
どうも、「本とスキ。」を運営してるゴーゴーケンゴです。
このマガジンでは毎日1冊、本を要約して紹介していきます。
忙しいビジネスマン向けに、通勤時間の3分で要点を掴めるようにまとめてるので、読んでいただけたら「♡」のスキを押して頂ければ幸いです。
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1日単位で計算すると16.6円で1冊読めることになるので、是非1ヶ月無料で試して頂いて、もし価値を感じて頂ければ継続してもらえたらなと思います。
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目次概要
⑴タイトル紹介
⑵一言でいうと、どんな本?
⑶要点まとめ
⑷考察
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⑴残業学
超高齢化社会を迎え、あらゆる仕組みをアップデートする必要に迫られている日本。多様な人々の力が鍵となる中、それを拒む障壁が、日本独特の働き方「残業」。政府も企業も「働き方改革」を叫ぶ今、必要なのはそれぞれの「持論」ではなく、データを基にした「ガチ」な対話。一体なぜ、日本人は長時間労働をしているのか? 歴史、習慣、システム、働く人の思い――二万人を超える調査データを分析し、徹底的に残業の実態を解明。
30冊目は残業学です。
著者の中原淳さんは立教大学の教授で本書はパーソル総合研究所と共同で出しています。
2万人を超える人を対象とした大規模な調査のデータを分析し、あらゆる角度から徹底的に残業の実態を解明した一冊ということで、日本の長時間労働問題についてアプローチした本になってます。
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⑵長時間労働のリスクと改善策がわかる本
この本を一言でいうと、長時間労働のリスクと改善策がわかる本です。
なぜ、日本に長時間労働が根付いてしまったのか?
そして、長時間労働がなぜ悪なのか?
また、どういったアプローチをすれば長時間労働が改善されるのか?
それらの内容について分かりやすく解説されています。
では、要点をまとめていきましょう。
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⑶要点まとめ
▶︎長時間労働の6つのリスク
⑴個人への健康リスク=長期間働くには長時間働かないこと
⑵学びのリスク=学ぶ時間や余裕がなくなると変化についていけない
⑶採用に関するリスク=外国人採用や若者採用が進まない
⑷離職リスク=誰も長時間働きたくはない
⑸イノベーションリスク=会社にずっといると新たな発見が少ない
⑹コンプラリスク=法律的にも厳しくなってきてる
長時間労働は、個人にとっても組織にとってもリスクだということですね。
要は、長時間働かないといけないという雰囲気が社員に悪影響を与えて、社員がポテンシャルを発揮できなくなると、組織の魅力自体も薄れていくという具合です。
そして、なぜ、日本に長時間労働が根付いたかというと、法規制の弱さと仕事の責任範疇のあいまいさだと言います。
▶︎残業麻痺の2つの要因
⑴組織の要因=終身雇用や団結感による「手が空いたら手伝おう」精神
⑵キャリアの要因=出世見込みと個人の有能感が引き起こす
そして、本書では残業に幸福感を感じる心理状況を”残業麻痺”と呼んでます。
そこには上記の2つの要因があるんですね。
確かに、日本は個人プレーよりチームプレーを重んじる空気があるので「手が空いたら手伝おう」という精神は大きいかなと思いました。
それゆえに、自分の仕事が早く終わっても、先輩より先には帰れない雰囲気があったりするわけですね。
そして、もう1つの要因が「俺はまだまだこんなもんじゃない。やればできる!」という有能感が引き起こすものです。
これは、僕も割と当てはまるなと思いました。
「もっと、やりたい…!!」と思ってしまうんですよね。
僕の場合はフリーランスなので、仕事を選べますし、好きなことをできるので、この感覚になりやすいなと。
ただ、1日に使える集中力は限られてますし、自分の体調を無視して、長時間労働を続けると、どこかでケガするので、その調整は大事だなと。
この辺りは考察でより詳しく書きます。
▶︎残業時間削減の2つの治療法
⑴外科手術=ノー残業デー/勤怠管理の厳格化などトップダウンで行う施策
⑵漢方治療=マネジメントと組織開発の現場レベルで内部から変えてく
要は、トップダウンで長時間労働を防ぐルールを作ることと、現場レベルで長時間労働が出来ないように浸透させていく2つのアプローチが重要というわけですね。
そう考えると、健康なカラダをつくる意識と同じ感覚で組織に接していくとわかりやすいなと。
大怪我をしてる時は、まず手術して入院して安静にしますが、そうじゃない健康体のときほど、普段の私生活から健康に気をつけていく予防医療が大事というわけですね。
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⑷フリーランスの残業学
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