【33冊目】確率思考の要約「意思決定は未来に対する賭け」
どうも、「本とスキ。」を運営してるゴーゴーケンゴです。
このマガジンでは毎日1冊、本を要約して紹介していきます。
忙しいビジネスマン向けに、通勤時間の3分で要点を掴めるようにまとめてるので、読んでいただけたら「♡」のスキを押して頂ければ幸いです。
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1日単位で計算すると16.6円で1冊読めることになるので、是非1ヶ月無料で試して頂いて、もし価値を感じて頂ければ継続してもらえたらなと思います。
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目次概要
⑴タイトル紹介
⑵一言でいうと、どんな本?
⑶要点まとめ
⑷考察
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⑴確率思考
ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、バラク・オバマ、クリスティアーノ・ロナウド……超一流の成功者はみんな身につけている! ポーカーが教えてくれる「思考の技術」とは――。
意思決定の達人であるプロのポーカープレーヤーが、不完全な情報のなかで最善の結果に到達するための「思考と判断の技術」を伝授します。
33冊目は『確率思考』です。
著者は元プロポーカープレーヤーで世界チャンピオンの経験もある持ち主です。
その著者が、思考のバイアスや意思決定の技術について書いてるということで、間違いない本かなと。
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⑵意思決定の誤解を解く本
この本を一言でいうと、意思決定の誤解を解く本です。
本書では「良い結果」と「良い意思決定」は必ずしもイコールではないと言ってるんですが、間違いにはグラデーションがあるということなんですね。
人間は「白か黒か」で判断したがるようですが、そのバイアスが自身の成功確率を下げていると。
例えば、天気予報では降水確率10%と報じられてたのに、雨が降ったらどう思いますか?
「クソっ、今日は雨降らへんのちゃうんか!」
と苛立つ人も多いかと思います。
しかし、それは10%の確率の方に入っただけで、天気予報士が間違ったわけではありません。
そう言った認知バイアスの誤解を解くことで、人生の勝率は確実に上がります。
では、要点をまとめていきます。
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⑶要点まとめ
▶︎意思決定は未来に対する賭け
間違う苦痛から解放されるには、正しいことへの快感も手放す必要があると言います。
主観を形成するメカニズムは単純で『最初に得られた情報を真実と判断する』そうです。
そこに新しい情報が入ると、最初に得た情報に合わせるように捻じ曲げて解釈するんですね。
それは、「自分が間違ってる」という認識をしたくない防衛本能のようなものだそうです。
▶︎都合イイ解釈「自己奉仕バイアス」とは?
要は、『良い結果は自分おかげ。悪い結果は運のせい。』という風に捉えてしまうバイアスなんですね。
逆に、他人を評価する場合はこれが逆転します。
『悪い結果は本人のせい。良い結果は運』という具合に。
こうやって、僕たち人間の脳は自分が傷つかないようにバイアスをかけて守ってるというわけです。
▶︎非合理的な集団思考のカラクリ
なぜ、優秀な人材が集まって考えても、間違った方向にいくのか?
それは、補強的思考に問題があると言います。
補強的思考とは、特定の考え方を集団で強化する動きです。
要は「Aさんが言うなら間違いない」というバイアスがかかり、周囲の人が「Aさんの言うことは正しい」という前提のもとに思考することで、より「Aさんの意見」を補強する材料を探してきて、それが絶対だという風に思い込んでしまうという集団心理です。
これは、国家レベルでもありますし、会社組織や学校のクラスとかでも言えることですね。
それを打破するには、補強的思考ではなく探究的思考に意識を切り替えないといけません。
真実を追求する姿勢が前提としてあれば、多様な意見を受け入れることも、グループ内で発言することも容易なので、集団で真実というゴールに向かって進んでいけるわけです。
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⑷人生はギャンブル。だから、勝てる。
「ギャンブル」って聞いて「努力せず思考停止した状態で自分の財産を賭ける」とイメージしてしまう人は、かなり危険だなと思います。
思考停止状態で戦う人が勝てるほど、ギャンブルの世界も甘くないというのは、ちょっと想像すればすぐに分かることですよね。
なのに、その想像を放棄して「ギャンブル=無謀」と紐付けてるのは、あなたの思考がいかにバイアスにかかってるかを気づかせてくれる良いキッカケだと思います。
僕は、プロギャンブラーでもありませんし、めっちゃ考えてギャンブルをするわけじゃないんですが、かれこれカジノで通算100万円以上は賭けてきて、恐らくちょいプラスという戦績です。
それは、単に運がイイだけだと割り切ってたんですが、この本を読んで、その理由が腹落ちしました。
それを考察していきます。
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