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【31冊目】「自分が何者かなんて関係ない」自意識(アイデンティティ)と創り出す思考の要約


どうも、「本とスキ。」を運営してるゴーゴーケンゴです。

このマガジンでは毎日1冊、本を要約して紹介していきます。

忙しいビジネスマン向けに、通勤時間の3分で要点を掴めるようにまとめてるので、読んでいただけたら「♡」のスキを押して頂ければ幸いです。

※マガジンは初月無料で、2ヶ月目から月500円になってます。
1日単位で計算すると16.6円で1冊読めることになるので、是非1ヶ月無料で試して頂いて、もし価値を感じて頂ければ継続してもらえたらなと思います。

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目次概要

⑴タイトル紹介
⑵一言でいうと、どんな本?
⑶要点まとめ
⑷考察

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⑴自意識(アイデンティティ)と創り出す思考 

【自意識(identity)とは】
自分は何者だ、自分はこうだ、と自分自身について思っていること。自意識を強く持っていることによって学習が阻害され、本来の創造行為が妨げられる。また、成功しても自意識の問題によって逆転が起こり、成功が長続きしない。自意識とは何か、どうしたらいいのか、が本書のメインテーマである。

31冊目は『自意識(アイデンティティ)と創り出す思考』です。

僕も、自意識や自己肯定感は強いほうが良いと思っていたんですが、この本では良い意味でその価値観が裏切られました。

【本文より】
読者の中には、いい自己イメージが大切だとずっと聞かされ続けてきた人もいるかもしれない。
しかし本書を読むうちに、自己イメージなど全く大切ではないということがわかるだろう。
本当に大切なのは、いかに効果的に自分が生きたい人生を構築できるかなのだ。

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⑵自意識を改革できる本

この本を一言でいうと、自意識を改革できる本です。

僕自身が、自意識や自己肯定感は強いほうが良いと思っていたので、その思考が改革されました。

かなり、興味深い内容だったので、是非読んでみてください。

では、要点をまとめていきます。

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⑶要点まとめ

▶︎なぜ、自己肯定感は低くてOKなの?

トーマス・エジソン、エイブラハム・リンカーン、マザー・テレサなども自己肯定感が低かったとのことです。

人間は何かを学ぶときは、必ず自分に対して「無能感」を感じてしまいます。

「俺はこんな人間だ!」という自意識が高いと、無能感を隠そうという方向に気が散ってしまうんですね。

それが、自意識の弊害です。

純粋に「学びたい」という気持ちに集中していれば「自分のことをどう思うか?」は関係なくなるので、目的思考で考えていけるということですね。


▶︎自分自身にフォーカスすればするほど成果が出なくなる


スタンフォードの心理学のキャロル・ドゥエック教授によると、400人の子供に、簡単な問題を解かせたあとに「褒めた」グループと「褒めなかった」グループに分けた。

そのあと、子供たちに「簡単な問題」と「難しい問題」のどちらを解くか選んでもらったところ、「褒めた」グループの大半は「簡単な問題」を選んだのだ。

つまり、褒められることで短期的な快楽に味をしめて、より高い成果を出そうと挑戦する意欲が失われるということでした。

フォーカスすべきは「自分は何者なのか?」ではなく「自分にとって大切なことを、どれだけ創り出せてるか?」ということですね。


▶︎構造を知る


本書で紹介されてる構造というのは、「緊張は解消へ向かう」ということです。

例えば、弓矢を想像してください。
遠くまで弓を飛ばそうと思ったら、弓を強く引かないといけないですよね?

ピンピンに糸が張った状態で弓を放つと、勢いよく矢が飛んでいきます。

これが「緊張は解消へ向かう」ということです。

それを人間に置き換えてみるのです。

四角い部屋のど真ん中に、あなたはいます。
正面の壁を「理想」後ろの壁を「嫌な思い込み」とします。
あなたの身体は、正面の壁と後ろの壁からゴムバンドで繋がれてます。
「理想」に向かって進めば、後ろの壁に繋がってる「嫌な思い込み」のゴムバンドが張っていきます。
つまり、あなたは両サイドから引っ張られてる状態なんです。

このイメージをしてみると、わかりやすいかなと。

つまり、あなたがその部屋にいる以上、ゴムバンドに繋がれて「理想」と「嫌な思い込み」を行き来することになります。


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⑷「自分を愛しなさい」が起こす悪循環


「自分のことをどう思うかは、人生を作り出すプロセスとは関係がない」

この一言に尽きるんですが、僕自身これは衝撃的でした。

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