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pâi-kut-chhá-pn̄g(排骨炒飯)

 26年前、台北市木柵にある国立政治大学の言語センターで中国語と台湾語を学んでいた。大学キャンパス内にある男子寮にも住んだことがあった。当時、授業が終わるとキャンパスの脇を通る指南路二段(学生街になっている)で他国から来ていた外国人留学生達(多くはアメリカから来ていたアジア系)と一緒に食事をしていた。今住んでいる自宅から歩いていけるエリアなので、懐かしくなって、今でも時々食事をしに行く。昨日はやはり同じエリアにある区役所に用事があったので、ついでに政治大学まで足を伸ばして、「敏忠」という食堂で排骨炒飯(パイクッツァアプン)を食べた。学生街なので値段も安めで、量も割と多い。お皿は台北在住者にはお馴染みの「おいしい」お皿。これはお皿に日本語で「おいしい」と印刷されているもので、ここ10数年ぐらいの間に普及したようで、いろいろな飲食店で見かける。他に「一番」と印刷された食器もよく見かける。料理の写真を撮った時、露骨にこれらの文字が映り込んだ場合は、よく後で修正して消し去っている。今回は話題にしたかったので、消さないで残した。お皿の右上の方に平仮名の「お」が映り込んでいる。

pâi-kut-chhá-pn̄g(排骨炒飯)
「敏忠」店内

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