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自分の食生活のルーツ

 自分は台湾料理や台湾で食べられる中華料理や東南アジア系の料理の写真をよくSNS上にアップしているが、和食の知識は全くといっていいほどない。寿司は好きだけど、寿司ネタの名称や魚介類の名称も全然知らない。和食自体に興味ないし、寿司や純和食っぽい料理を食べるのは5年に一回くらいだ。

 だから、いまだに一人でお寿司屋さん(回転寿司も含め)や居酒屋に入れないし、入る気もない。原因は父親が子供時代、アメリカ人宣教師と一緒に暮らし、育てられた関係で、和食をほとんど食べない人だったし、海外出張が多く、海外駐在もしていたことがあり、僕は家族一緒に食事をする機会が少なかったし、たまに一緒に食べる時は洋食が多かった。

 僕は家庭の事情(両親が海外で暮らしていた)で中学の時には一人暮らしを経験しているし、高校時代は全寮制の学校だった。一人で食事をしたり、与えられた一人分のトレーにのった食事を一人で黙々と食べる生活が多かった。食事に関する家庭教育も親からろくに受けてこなかった。だから一つの料理を二人や三人でシェアーして食べるのが苦手だし、誰でも知っている日本の食べ物の名称を知らなかったりもする。食べ物の名称がわからず「本当に日本人なのか?」と疑われたことは数知れずある。

 今でも一つの料理を妻と二人で分けあって食べなければならないのに、つい一人で黙々と全部食べてしまったりする。昔から食事は一人ですることが多く、食べながら、周りを見ないで、自分一人の世界に入って、考え事をする癖があり、それがなかなか抜けない。

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