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就活を終活した話

6月3日(土)

就活が終わった。というか終わらせるという決断をした。
最初に内定が出たのは2月。
でもそこからが本番だったのかもしれない。

2年間の就職活動、沢山悩んだと思う。

それでも、とある会社への入社を決めた。理由は2つ。

1つ目は、その会社の面接の時が最も自身を飾らずに素直に正直に答えられていたこと、またその私を評価してくれたから。

真っ直ぐに目標に向かって努力することができるのが自身の強みだと信じて疑わず突き進み続けた大学前半。

対して、大学後半はコロナに左右され、明確な目標を設定することができず、エネルギーを注ぐ対象が決められず走ることができない自身の弱さにぶつかった。
見方によっては矛盾するような自分の強みや弱み、自分自身の複雑性を就職活動の場でオープンにさらけ出すことは難しい。(と言うか別にそもそも就活の面接で企業に自分の全てをさらけ出す必要はないと思う)

それでも、ありのままの私個人をみて評価してくれた。ここでなら、自分を無理に飾ることなく自分らしく働けるのではないかなと。

2つ目は、自分自身の得意が最も活かせる職種であると考えたから。
多面的で複雑な自分自身と向き合う中、自分が人生で一貫して持っていたものは「多様な対象に対する好奇心と行動力」であり、その会社でなら自分自身の得意(=と現時点で思っている部分)を活かして働けると思った。

今この6月の私はもちろんその会社で働くことが楽しみでいる。

それでも社会人になって実際に働いてみたら、そんなキラキラしていないのかもしれない。社会人なんて意外とつまらないのかもしれない。

そんな時に自分の逃げ道となり得るものを今ここで残さないように。誰かが決めたのではなく、自分で決めた就職先。

今この時に自分がどう考えたのか、覚えておくためのメモとしたいと思います。

とかたいそうなことを書いているが、なかなかに自分自身の弱い部分を直視した就活期間でもあったので、これからぼちぼち五城目での就活のことなど振り返っていきたい。



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