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ギルドハウス十日町

日本自転車旅に出て、今日で30日が経ちました。

新卒入社から4年間続けた会社員生活とは違う時計の針が動き出し、
より自分自身になってきているという感覚があります。これから先がどうなるかも分からないし、全く持って根拠がない、肌感みたいなものですが「あぁ、おれはこんな感じだ」と感じる毎日です。

長野県のとあるゲストハウスで、たまたまギルドハウス十日町のことを聞き、その数日後に友人がギルドハウスを訪問していることをインスタで知り「おれも行くぞ~~」となって、ここに来たわけです。

明日にはギルドハウスを出て、昼間に自転車をこぎ続ける日々に戻ります。

3日間と少しの時間を過ごし、みなさんとギルドハウスとお別れするのが
寂しくなってきました。いつも、ゲストハウスに2,3日滞在すると同じように寂しくなるのですが、今回はなんだろう。

「住み開き」ってなんだろうから始まったのですが、ぼくの言葉でいうと
親戚の家のような実家のような場所です。人と人の関係、繋がりがその中心にあることは他のゲストハウスと同じかもしれません。ただ本当に「個人のつながり」パーソナルな関係なんです。

がらがらとドアを開けたときの言葉は「おかえり」で、みんなで夜ご飯を食べる前には「いただきます」なんです。

自分たちでご飯を作って、自分たちでできることをし合う。
そこに金銭関係とか利害関係がほとんどなくて、個人と個人がよりシンプルに関係を持っている感じです。

そしてギルドマスターのはるさんは「また帰ってきたらいいんだよ。」と言ってくれます。帰れる場所があるっていいですよね。

上手く言えないけど、そんなところです。

3日間暮して、住み開きに少し慣れて親しみをもってきたけど、
いま話した意味では、やっぱり他にはない特別な空間です。

おっしゃる通りタイムマシンかもしれませんね。

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