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『ちむどんどん』第56回 結婚について聞かれる年頃に

 アッラ・フォンターナで6年目の暢子は、そろそろ結婚が視野に入るお年頃? いや、世間がそうしてくるだけ?

昭和の結婚観

 インタビューでモロに結婚観を聞かれる暢子。ものすごい野蛮な何かを見ているような気がしましたが、これが当然という時代でした。
 和彦と大野も、親と食事すればマンションのことまで持ちかけられて当然のように結婚前提で話を進められるし。そういうジェンダー観のみならず、昔は金があったんだなあとしみじみとしてしまったりして。
 
 そんな中である意味ブレないのが賢秀。セールスにきた美女にぼーっとしてありったけの金、しかも出たばかりの月給を渡す。こういうバカなことをしてもなんとかなるほど、かつては景気が良かったのでしょう。ああいうバカなことも金がなければそうそうできない。令和のにーにーによるビッグなビジネスが給付金詐欺ならば、そりゃ悲しいことですよ。稼げないから奪う発想になるわけで。

良子も課題にぶつかりそうだ

 良子はなんとか職場復帰したものの、なんだか嫌な予感がする。児童や保護者から「女の先生なのに優しくない」とかなんとか言われそうな予感。

 このドラマは批判を巻き起こすことを前提に挑んでいてすごい。

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