『ブギウギ』第15回　桃色争議は来週まで持ち越し

　桃色争議のミニマム感はどないしよ。

ミニマム感がある

　結局、桃色争議はうやむやなままで終わる感じですかね。
　どういう時代背景があるのかとか。思想とか。世論とか。そういうものをめんどくさいからか、ちゃんと描いていないで終わる感。

　そのせいで犠牲になっているものがあります。
　結局、スズ子はカッとなったら流される。そういう主体性のない性格に思えます。そもそも「歌うことが好き！」という曖昧な感情でここまできた感があるし。
　中身がないのに個性を出そうとして、いきなり下劣な関西弁で怒鳴って凄んだりするけど、叱られるとシュンとしてすぐ引っ込むじゃないですか。結局、中身がないんです。からっぽです。食いつくという感じもない。
　
　ストライキといいながら、ろくに人が集まる感もない。ああいう争議は、人が集まるから相手も警戒するものですが。あんな数人がわちゃわちゃやったところで怖いわけもないんですよ。

　よほど予算がないんですかね。NHKの看板がこれでどうするつもりなのか。

朝ドラのお約束を入れておけばいいというわけではないのでは？