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『らんまん』第117回 月日は流れて、前に進んで

 綾と竹雄が屋台を始めて五年目。日清戦争と日露戦争の間の時代を彼らは生きています。

波多野教授は毎日忙しい

 そんな屋台で波多野がぼやきつつ、昼飯を食べています。教授になるとどんどん時間がくわれるとか。それでも政府から仕事を持ち込まれる田邊よりは多少マシですかね。これは波多野も思い出していて、田邊の名前が出てきます。
 竹雄が波多野に食事だけでもとるようにいうあたり、彼らしいですね。万太郎だけでなく、色々な人を気遣うんですね。なんでも波多野はこの屋台のそば屋じゃないと満足できなくなっているそうで、万太郎とも顔を合わせられるようです。
 一方、藤丸は畑の研究室に入り浸り、酒の研究をしているとか。藤丸は教授会で自分について文句言っている人がいないかと気にしていますが、波多野はキッパリと断ります。いても黙らせるとか。昔から藤丸がいないと寂しくて研究が捗りませんもんね。野宮はいないし。藤丸は大学ではもう謎のおじさんになっているのでしょうが、この二人が楽しそうならそれでいいですよね。
 野宮と波多野は文通を続けているようです。野宮は彼なりに声がかかっているとか。波多野は野宮が研究に関わるとうれしいと漏らします。波多野は友情に篤いなぁ。

 5年経過し、千鶴も育っています。花に興味を示す千鶴に、千歳は洗濯物を取り込むよう声をかけています。虎鉄はそれはオリヅルランだと教えると、千歳は妹に手伝うように言います。姉の千歳はすっかり家事が身についています。虎鉄が千歳に花が好きかというと、標本だらけの家で今更花には興味がないと言います。そういうものかもしれませんね。姉妹の違いがでています。

酒の神の正体は、清酒酵母だった

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