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『おかえりモネ』第71回 彼女はこの靴を履いて
朝岡と父の会話を聞き、朝岡とも話し、中継キャスターになると決めたモネ。状況した父・耕治は娘と菅波との仲を悟ったのか、娘を託してゆく。かくして距離がちょっと縮まります。
そんな2016年11月――未知が上京し、汐見湯にやってきました。
未知が上京した理由は?
未知は仕事で静岡に向かう途中に寄ったとのこと。水産庁の漁業関連の要件だそうです。そういう専門用語を語るものだから、明日美はポカーンとしてしまいます。姉であるモネは妹のそんな性格をわかっておりますね。
明日美は原宿、代官山、中目に行こうと誘ってきます。「中目」? キョトンとしている未知。中目黒の略だってさ。ここで落語「目黒のさんま」まで持ち出す未知。なんでも水産物に結びつけるなかなか濃い性格が……。そんな未知は母からあのお医者さんの写真撮影も頼まれているそうですよ。明日美からも情報を聞いているとか。菅波は、永浦家では決死の覚悟で牡蠣を食べたお医者さんという位置付けになっているようです。
ここで未知は、牡蠣から木の芽になったおばあちゃんとも再会しております。
意外とくそ度胸がある彼女
念願のキャスターになった神野は、リハーサルでもそつなくこなしています。朝岡も特に指示することもない様子。でもここで見守る朝岡の責任感に満ちたまなざしよ……ほんとうに理想の上司です。朝岡って若い女性相手でも敬語を崩さないのですね。
一方で中継キャスターになったモネは、野坂から笑顔が怖いとダメ出しをされる始末。清原果耶さんが下手な演技を演じるという高度な状況です。ぎこちない。大丈夫かな?
モネはこのあと菅波に電話しています。菅波はやると決めるまでうだうだして、悩んでいるのに、やる気になったのだからうまくいくと言います。モネは言い過ぎだと指摘します。
これも菅波の口の悪さではありますが、彼ならではの観察眼もそこにはあります。そんなやる気がなければそもそも走らない馬のようなモネが追い風を掴んだ。普通にないようなものを掴んだ。これはうまくいくだろうと。
そのことを「意外とクソ度胸」と表現する菅波です。人間は自分のことがわからない。外から見ないとわからないもの。そう余裕をもって言う菅波。自戒もいろいろあるんだろうな。放送されたらサヤカさんと見ると語る菅波。
ここでモネが「もうひとつ!」と切り出し、今週末の予定を確認します。
菅波は笑みを浮かべつつ暇だと返します。かくしてめでたくデートにこぎつけました! 時間がかかりましたねえ。
いよいよ彼女たちのデビュー
かくして神野とモネのデビュー日を迎えます。見守る気象チームです。
莉子ちゃんかわいい! 沢渡がそうわざとらしくはしゃいでいます。朝から癒されるぅ〜! それから世の中こんなもん、と言う。高村がここでそんなに甘くないと言い切ります。経験者は語る、というやつですね。だから朝っぱらからこんな靴を履いていると自重気味に言う高村。靴に注目しましょう。
そしていよいよモネのデビュー! 永浦家ではテレビの前にみなさん陣取り、龍己は緊張してトイレにたち、亜哉子は仏壇で義母に手を合わせてしまいます。
サヤカたち森林組合の皆様も見守る。菅波なんて動揺して物をひっくり返してしまいます。
モネはリハーサルとはうってかわって、ハキハキきっちりと自己紹介をし、挨拶を終えます。
菅波は緊張し過ぎて息を止めていて顔が真っ白になっていると、サヤカが指摘。永浦家も感無量ですが、未知だけが浮かない様子で出勤してゆくのでした。
しかし、神野は大失敗。靴があわないのか転びかけ、言い間違いを連発し、情報紹介の順番もまちがえてしまうのでした。
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