『カムカムエヴリバディ』第15回 出征前に結婚
稔が縁談相手だと言われて神社に行くと、そこには安子がいました。偶然勇もいて祝う中、短い新婚生活を経て、稔は出征するのでした。
新婚生活はたった一ヶ月でした。
なぜ、三世代を描くことにしたのか?
三世代を描くという無理がたたり、総集編のようになっています。それでもなんかわからんけど、引き伸ばし感もあるというお粗末さ。
衣装をそのまま、同じ場面を撮影溜めていると見ていてわかるんですね。神社の場面なんて相当溜めているでしょう。それでも演出やカメラワークの使い方でメリハリがつけられるとは思いますが、ただ歩く姿を横からのべーっと映していたり。現場がぶっ壊れていることしかわかりません。
安子は結婚前後で服から髪型まで変えるべきではありませんか? そういう余裕もないのでしょう。
手一杯なので思ったことを全部しゃべるし。もう見ている方が辛くなってきます。どういう現場なんだろう?
ミソジニーに逆戻り
このドラマのしょうもないところは、またもやウケ狙いで低劣なミソジニーに戻ったところでしょう。『おちょやん』で毒となる男の姿、エンパワメントする女の姿を描いたのに、また嫁と姑争いに逆戻りですか。
なんで父親だけが安子にとって天使のようなことをホイホイといい、母親はしょうもないことをウダウダ言っているんですか? 嫁と姑争いで数字を稼ぐなんて、そんなもん古いんですよ。韓流ドラマくらいひねっていればまだしも、昭和に逆戻りですか。
NHK大阪の悪い朝ドラの部分を煮しめたような作品。当事者はこれでええと思っとるんですか? 道頓堀の水で泳げと毎朝言われてるようなもんやで。勘弁してくれや。
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