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『虎に翼』第52回 家庭裁判所をつくろう

 昭和23年(1948年)10月。花岡の死と一年、最高裁判所発足から一年半が経過しました。ここで桂場とライアンに挟まれ、初代最高裁判官・星朋彦が歩いてきます。桂場は人事課長、ライアンは秘書課長だそうです。
 ここで三人が、何かを任された「あの人」なら大丈夫だと話し合っています。

滝行の男

 そう引っ張って出てくるあの人は、褌一丁で滝行をしていました。朝ドラで滝行ってどういうことなんですか。なんでこんな無駄にロケしてんですか! 文覚かよ!! 
 このあと、桂場に呼び出された寅子は、家庭裁判所設立準備室に異動となります。なんと来年の1月1日から新しい少年法が施行されるそうです。
 2ヶ月しかない期限!
 キーパーソーンは滝行の男!
 しかし寅子は、この難局こそ自分の力が必要なのだと張り切ります。冷たく突き放すようで、桂場も内心は餌にかかったと思っていることでしょう。寅子は抜け目なく、家庭裁判所設立できたら裁判官にしてもらうと言質をとります。この厚かましさと自信がいいですね。寅子はきっとしつこく、桂場が裁判官に向いていると言ったことを覚えていることでしょう。
 そんな桂場は、花岡の妻が亡き夫を偲ぶ個展を開いたという新聞記事に目を落としているのでした。

上司が昼間から酒を勧めてくる部署

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