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"新茶"は、太陽の光と雨の恵み。

今年は早くも梅雨入りを迎え、ここ最近は雨の日と曇りの日の繰り返し。公園で遊ぶのが大好きな子どもたちは、ちょっぴり退屈そうです。

わたしはというと、朝カーテンを開けて「雨かあ。」とつい呟くものの、雨の日が嫌ではありません。多少煩わしいことはあったとしても、雨の音や雨の匂い、窓の雨粒がつくり出す優しい雰囲気が好きだったりします。

雨の日に飲むコーヒーはどうしてか数倍美味しいと感じるのですが(わかる人いますか…?)、それに加えて最近はお茶をよく飲むようになりました。この季節だけ特別に楽しめる、"新茶"を手に入れたからです。

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"新茶"って、なんでしょう?

暦には八十八夜という季節の節目があり、毎年5月2日頃に訪れます。
八十八夜は、日本だけの暦日。
あと3日もすれば立夏になる八十八夜の頃、農家にとって注意しなければならない遅霜(おそじも)がやってきます。せっかく育てた作物も、霜のせいでだめになってしまうんですね。「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の毒霜」と言い伝えられるように、昔から農家に恐れられてきした。

八十八夜は、「遅霜がくるから気をつけなさいよ」と注意喚起をするために暦に記されたわけです。ちなみに一説によると、最初に記したのは小説『天地明察』の主人公であった渋川春海でした。

八十八夜は茶摘みや田植えの目安とされ、茶畑では農家総出で茶摘みが行われます。その年の最初に収穫された新芽でつくった「一番茶」が"新茶"になります。(一番茶のあとは、順番に二番茶・三番茶…と呼ばれます。)

一番茶である"新茶"にはテアニンという旨味成分が特に豊富に含まれ、リラックス効果もあるそうです。お茶を飲むとどうしてか"ほっ"としますよね。テアニンは睡眠の質を改善してくれる効果もあるのだとか。

新生活の疲れやストレスが出やすいこの季節に"新茶"を飲むことは、理にかなっているわけですね。

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わたしが手に入れた"新茶"は、「仙霊茶(せんれいちゃ)」さんのもの。

縁あって兵庫県神河町(かみかわちょう)でお茶園を営まれている仙霊茶さんと知り合い、今年はじめて収穫された"新茶"をいただきました。

仙霊茶は、享保元年(1716年)より続く歴史ある銘茶です。
自然豊かな神河町は、山々で磨かれた名水から、米や茶の栽培どころとして古くから知られていました。

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仙霊茶さんは「自然栽培」を大切にされ、太陽の光と雨の恵みから茶葉を育てています。傾斜による日のあたり具合などによっても育ち方が違うため、それぞれ味も変化するのだとか。

ありのまま、自然のまま、茶葉はすくすくと育っていきます。

山に囲まれた場所で、ひっそりと、粛々と受け継がれてきた自然の味。
その香り、味わいからは、裸のままの茶葉の確かな"いのち"を感じます。

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300年の歴史と、太陽の光と雨の恵み。それらが詰まった、仙霊茶さんの"新茶"。そんなことに思いを馳せて飲むと、忙しない日常から束の間解放された、心豊かな時間が過ごせそうですね。

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今回、仙霊茶さんで収穫された"新茶"を、暦生活にも分けていただきました。暦生活のお店で取り扱いをしていますので、この季節だけの自然の恵みを、ぜひ楽しんでみてください。

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