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立秋の日、徒然なるままに

うだるような暑さが続いている。
今日は立秋。夏から秋へと季節が移り変わる頃らしい。たしかにいつもよりも空の青が淡く見えるような気もするけれど、吹き付ける熱風にはとてもじゃないがまだまだ秋は感じられない。

ぼんやりしているうちに、8月もすでに1週間が経過していた。
このままではマズイ、と、ゆるーく、インプットとアウトプットの目標を立ててみた。暑くて外に出る気が起きない(むしろ外に出る方が危険な時もある)のを逆手にとって、毎日コツコツ、5分でも10分でもいいから続けてみよう、と思っている。あくまでもゆるーく、だけど。

インプットとアウトプットなんて言葉は大袈裟で、簡単に言ってしまえば「本を読むこと」と「書き続けること」を続けよう、という目標だ。

先月のペースでいけば今月は10冊近く読めそうだし、何より積読本を減らしたい。返却期限があるぶん、どうしても図書館で借りた本を優先してしまい、購入した本は後回しにしてしまう。借りるのをいったんストップして、積読本を先に読めばいいのはわかっている。わかっているのだが、タイミングよく読みたい本が目についたりするんだよねぇ不思議なことに……。
そんな感じで、借りた本と積んでいる本を読み進めている今日この頃。本屋をのぞくたび、手にとってしまいそうになるのを必死に我慢している。ちなみに、新たに本棚に加えたい本はもうすでに3冊ある。スマホの時間を減らして本を読もうな、自分!

本を読みながら取り掛かっているのは、かれこれ2年近く前から書いてはやめて書いてはやめて……を繰り返していた創作。久しぶりにその断片を見つけた時、唐突に「これを書き上げよう」と思った。ぼやけていた話の全体像がはっきりと浮かんだ、そんな感覚があった。
創作をカタチにするには何度も何度も推敲することが必要で、そのためにまずは全体のおおまかな文章を書き上げたいと思う。この創作がどんな結末を迎えるのか、今はまだ見えないけれど、ちゃんとカタチにしてあげたい。

ぼんやりしていたら日々はあっという間に過ぎて行ってしまう。ぼんやりしている暇はない!本格的に秋の気配がしてくる前に、頑張ってみよう。


話は変わって。


『違国日記』の最終巻が発売になったので、ひと足先に電子版をダウンロードして読んだ。(地方は紙媒体は基本入荷がずれるので)
とても良かった。
いろんな感情がどばどば溢れて止まらないのに、言葉にできなくてもどかしい。言葉にしてしまうと呆気なく思えてしまうような感じ。
終わってしまうのは寂しいけれど、納得のラストだった。前巻のラストでスタートに戻ったと思っていたのだけど、本当の本当に最初に戻る、素敵な終わり方だった。
ストーリーの進み方や空気感も、とても好みだったなぁ。


余白を大切に生きていきたいし、
そんな物語を紡いでみたい。

キリがいいので、今日はこのへんで終わろう。