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冬晴れの日、徒然なるままに

2月が始まったと思ったら、もう半月が過ぎようとしている。

季節の中心にはバレンタイン。バレンタインに関係なく年中チョコレートを口にしているわたし(だから痩せない)だけれど、冬はよりチョコレートが恋しくなる。ホットココアも。あの、舌の上を転がっていく甘さを、本能的に欲しているのだろうか。そう思った直後、でもまあ夏だとすぐ溶けちゃうもんな、と妙に現実的なことを考える。とはいえ、イベント用に設けられた売場には様々なチョコレートが並んでいて(安価なものから高級なものまで)、それはさすがに覗くだけでもウッとしてしまった。
今日が終わればこのままホワイトデー仕様に変わるんだろうなあ、と考えるととてもせわしない。バレンタインに限らず、年が明けた時、いや、もっと正確にいえばハロウィンの頃からずっとせわしない。
嗚呼、2月が逃げていく。

話は変わって。

今週は季節外れの暖かさになるでしょう、と天気予報で耳にした。たしかに昨日も今日も、朝から気持ちのいい晴天。部屋の向きにもよるのだろうけれど、室内よりも外にいた方が暖かく感じる。猫がひなたぼっこするみたいに、日の当たるベンチに腰かけて読書でもしたいところ。でも、そうするにはまだ肌寒い。

読書といえば、よく利用する図書館がしばらく休館(蔵書点検とかで)になる前に読みたい本を上限マックスまで借りてきた。といっても5冊だけど。

・ひとりでカラカサさしてゆく(江國香織)
・鏡の国(岡崎琢磨)
・カーテンコール!(加納朋子)
・夏日狂想(窪美澄)
・わたしの美しい庭(凪良ゆう)

普段の貸出期間は2週間だけど、今回は休館の関係もあって1ヶ月近く借りられた。最近、読み切れずに延長あるいはそのまま返却することが多かったので、今回は全部読み切りたい!

他にも積んである本はあるのよね。このあいだ隣町にある書店に初めて行って、久しぶりだったことと雰囲気の良さも相まって大量購入してしもうて……ハイ。

物語の海をたゆたいながら、あっというまに逃げて行ってしまう2月の日々を有意義に過ごしていきたい。