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第九十七話 口に苦

口に苦しなお薬飲んでも誰にも褒められない、だって自ら飲んでるだけだからね、1人で自分を褒められるように上手くならなきゃいけないの、嫌だな。歌っても、歩いても、洗い物しても、何も褒められないけど、今はおうちから出ないことが、褒められる事だから、よかったね。バイトがなけりゃ満点金メダルだしな☆

今日バイト先のパソコンを起動したら、ロック画面にWindowsのデフォルト画像のアイルランドだかどっかの国の雪景色というか、凍った世界の写真が出てきて、めちゃくちゃ綺麗だった。いつか行きたいなと思った。

けど、行きたい場所国って沢山あって、全部絶対いつかは行くだろうみたいな気でいるけど、もしかして行かずに死ぬのかも、人生終わるのかもってちょっと冷静に想像してしまった。
ただでさえ無縁な土地の写真が、今とは程遠い遠い別の世界にあるみたいな、というかあるのか本当にという感じ。存在が希薄に感じる。世界は変わってしまったし、もっとこのまま変わり続けてって、いつか氷河期みたいに語られる時代になって、そこではどこかに行きたいなら1人行くと決めて行かないと、誰もどこかへ行けない殺伐とした世界で、それがずっと続くことになるのかもしれない。。。
そのとき、一匹狼にならないと、男にはやらねばならぬ時がとか女とかじゃなくて、1人わたしとして、空気を破って覚悟して出て行かなきゃ行けないんじゃないか。やっぱり結局人は1人1人なんだろな、一方で、
代わりだったネットがメインに移り変わって、沢山できないことばっかりを隠していくのかもしれない。劇的は劇的でも悲劇的だな、そう思えてるうちがまだいいのかな、悲しいだけかな、しらんけど。

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