Trauma
今から話すのはトラウマについてです。
私には唯一と言っていい程のトラウマがあるのですが、
本日はそれについて話したいと思います。
はっきりと思い出したくも無くて
恐らく四、五年前の事です。
私は周りから想像力が豊かだとよく言われていて
自分でも長所であると捉えています。
そんな私は中学時代に漫画というジャンルに
人生で初めて良さを感じて興味を持ちました。
それまでは小説ばかりを読んでいて
漫画には一切の興味が湧かなかったんですが、
友人の紹介で渋々呼んだら
あっという間に沼にハマっていました。
初めて読んだ漫画についてはここで話すと
脱線してしまうのでまたいつか更新したいと思います。
余談はさておき、
私は容易く漫画の沼にハマった訳です。
そんな中で思い立ったのが
漫画家になりたいという夢でした。
それまでは小説家志望ではあったんですが、
まさか自分が漫画家になりたいと思うとは思わず
驚きだったのを今でも覚えています。
そこで私はまず絵を勉強しようと
漫画のサイトを徹底的に調べ始めたんです。
地元がとてもがつく程に田舎で
資料を容易く手に入れる事が出来ず
悔しい思いをしたのをこれまた懐かしい限りです。
トラウマと言いながらそれに至るまで良い経験であり、
思い出に過ぎなくて懐かしさに浸ってしまいます。
その際にSNSを初めてちゃんと見始めた頃、
VOCALOIDという音楽ジャンルにも興味を持ち始めたんです。
そこでイラストが動画となっているのを見て
私もこれをやりたいと思い始めました。
当時の私は漫画家をやりながらイラストレーターとして
活動出来たら人生そんな楽しい事無いと思ったのでしょう。
勢いに任せてすぐに私はX(旧Twitter)を始めて
イラストを投稿したんです。
幸せな事に反響を多く頂いて半年ほどで
様々な方々に知って頂けたんです。
学校から帰ってスマートフォンを確認するのが
毎日の楽しみで仕方がありませんでした。
でもある日から幸福感が恐怖心へと変わっていきました。
ここまで思い出話を語って来ましたが、
本題であるトラウマを話していきたいと思います。
イラストレーターの卵をしながら
専門学校への進路を考えていた中、
いつも通りイラストの反応を見た時です。
当時は感想を見るのがモチベーションの一つで
リプライ欄を開けていたのですが、
この時にある場所が目に入ったんです。
それはリプライを下さる方々のアイコンが
私のイラストであった事でした。
(プロフィールに無断転載、使用は
禁止と書いているのになぜ使われてるのだろう)
これが当時の心の声です。
上記で話している通り、
様々な方々に知って頂く中で
頼れる先輩方や同期のような関係が居たので
その方々に相談をしながら始めは注意をしていたんです。
注意しても直らないものはインターネットだけじゃなく、
リアルでもある事ですよね。
ですが当時の私には耐性があまり無くて
耐えられなかったんです。
段々とイラストを描くこともままならなくなって
描けたとしても投稿となると手が震えてしまうまでに
恐怖心を覚えてしまったんです。
今の私ならきっと耐えられたであろうと思うのですが、
それもこの経験があったからでしょう。
かと言って今でもその恐怖心は拭えきれず、
イラストを投稿するのには抵抗があります。
以前Characterというブログにて
人間関係が切れてしまった経験を書いたのですが、
同時期にこの出来事があったので私は自暴自棄になっていて
忘れる為にアカウントや今まで残していたデータを全て消去して
漫画家やイラストレーターの夢も諦めてしまったんです。
専門学校にも高校にも行かずに就職しても長く持たず、
無断欠勤で一ヶ月足らずで辞めてしまいました。
それからは様々なSNSを転々としながら
長く続かない日々を送っていましたが、
このままではいけないと思い立って今の活動を始め、
今年の4月2日で2年が経ちました。
当時のように新しい方々と関わりに行ったり、
これから積極的に恐怖心と相談しながら
活動を続けて行きたいと思います。
最近ではイラストも徐々に描けるようになって
再びモチベーション出つつあるんです。
それはきっとその経験を経った結果であって
過去の自分にその経験は間違いじゃなくて
するべき経験だったんだと言ってあげたいです。
皆さんもそれぞれで思い出したくもない様な経験があると思いますが、
きっとその経験が糧になる日が来ると私は思います。
無理に克服しようとか思わなくて良いんです、
ただ経験をした過去の自分に感謝をする事が
大事なんじゃないかと思います。
最後に綴った事は私意に過ぎないので
鵜呑みにはせずこういう考えもあるんだな程度に
心に留めてください。
以上、トラウマについてでした。