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猿歳の黄泉に生誕れし曼珠沙華

今年は55歳になる。
平成から令和に変わる時にとあることが原因で片目を失明した。手でものを描き創作することが生きることの軸だったので、光の世界の三分の一を失ったことは心の苦しみよりも身体的な苦しみの方が大きかった。

あれから4年が過ぎ5年目になる。

「つねにパイオニアでありたい」と社会に出てからずっとものづくりを活動の基礎としてたくさんのことに挑んできた。それが45歳くらいからどれもこれもしっくりこないと感じるようになった。それまでの生き様やものづくりの結果が、浮ついた考えや中途半端な姿勢の上で生み出されたと思うようになり大きな喪失感を感じるようになっていた。

隻眼になったことでこの迷走の日々が止まる。
今年2023年はあらためて創作活動をする決意をする。
もう一度あらためて「建築設計をすること、絵を描くこと、ものがたりを紡ぐこと」をはじめる。

その結果を日々記していきたい。


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