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麻雀秘技⑰『決断力』

今回は、ちょっと真面目に麻雀の打ち方について書こう。

麻雀の強い弱いに関して、終了時の点棒の多寡、打ち筋、読みの的確さ、引きの強さ等、人それぞれ「強さ」に対する概念は違うと思う。


もちろん相手の手牌が100%判れば、ほぼ負けることはないだろう。

だが、どれだけ読みを鋭くしても、超能力者でもない限り100%判ることは絶対ない。

相手の手牌を読み、できるだけ当たる確率の高い牌を避けつつこちらもアガリを目指すという駆け引きにプラスして運の要素が加わり勝負が決する。

ここだ!
私は発見した!
麻雀秘技を!!


私の勝手な独断と偏見での考えにはなるのだが・・・
いつも負けている人には共通点がある!
それは・・・・

押し引きの決断が間違っている



のではないかと。


例えば・・・・

手牌が早い段階でこの状態になった。
なかなか素敵な牌勢だ。

だが、ノリノリ状態の他家(親)からリーチがかけられた!(;´Д`)
そして「6筒」を引いてきた。

親の捨て牌からすると「⑥筒」は結構な危険牌だとしよう。

また親の捨て牌に、「7索」「二萬」が切れていて、さらに「2索」が場に3枚見えているとしよう。

こういった状況って結構経験すると思う。
せっかくやっといい手が入ったのに、ノっている親からの先制リーチ!
またやられるのか・・・・?(;´Д`)=3
みたいな・・・・・。


ではここでいつも負け込む人は、何を選択するか?


一旦、現物の「二萬」を選んでしまう。

もしくは、

「2索」のワンチャンスと「7索」のスジで読み、安全そうな「4索」を選ぶ。

こんな感じだ。



しかし私の場合だと・・・

ここから一発で「⑥筒」を放つ。
そして即放銃することも多々ある!

上記の手は、三色同順と一気通貫の両天秤

萬子か索子に手をかけてしまうと、その両方が崩れる。

そして「⑥筒」を残したところで、アガリに向かえばどのみち出ていく確率も高く、以降他の不要となりうる牌も決して安全とは言えない状態だ。

となると、アガリに向かうならもう「⑥筒」を切るしか選択肢がないのだ。

リーチが入ろうが知ったことではない。
( ´_ゝ`)ノ⌒💣*シランガナ

「⑥筒」で一発放銃してしまってもそれは別にかまわない。ここまで育っている勢いや流れを止めてはいけない。

という思いだ。


麻雀の勝負とは、このようなところが分岐点なのではないかと考える。

放銃して何点だったかとか、流局したか、当たり牌を止めたなど、そんなことはどうでもいいのだ。


つかんだ「⑥筒」が当たりだった時点で自分の負け。

逆に「⑥筒」が当たりでなければ自分の勝ち。


このように、牌の流れに身を任せた強引な勝ち負け論!


ましてや、スジで安全そうと読んで捨てた「4索」で放銃した場合は目も当てられない。(゚Д゚;)
運気爆下がり確定である。


しかしながらだ!

ではその親の捨て牌に筒子が1枚もなく、明らか一色手でリーチをかけてきている場合はどうするか?

その場合は「⑥筒」を抱えてベタオリだ!

『ノリノリの親がほぼ一色手でリーチしてきた』
待ちが広い・点も高いと予測される。
おそらくアガりきるだろう。

こちらは一気通貫と三色同順の両天秤、うまくいっても跳満くらいが妥当。
親の満貫以上確定の手に対してリスクが見合ってない。
ほぼ当たり牌と読んでいるのにあえてそのまま一色手に放銃すると、ノリノリの親をさらに勢いづかせること必須だ。

ちなみに、この場合にベタオリ牌がなくなり、万が一筒子以外の牌で放銃してしまってもそれは全く問題ない。
相手が1枚上手だっただけで、自分の運気が下がることはない。



では次に、この手

清一色イーシャンテン、筒子9種類どれを引いてもテンパイになる形!しかも「①筒」を引けばなんと九蓮宝塔の聴牌だ。
ビッグチャンス到来!!!

しかー--し!
さきほどと同じく、ノリノリの親からリーチがかけられてしまった!
そし「赤五萬」を引かされる。(;´Д`)

親の捨て牌には「一萬」「六萬」「⑤筒」 があるとしよう。

「六萬」は現物だが「五萬」はウラスジでもあり、超危険牌だ。
しかも赤ドラw


では、ここでいつも負け込む人は何を選択するか?


一旦、現物の「六萬」を選んでしまうのだ。(;´Д`)

その時の思考としては、
「あと一枚筒子がくれば清一色だ。①筒子引けば九蓮テンパイ! ここはチャンスをものにしたい!現物の六萬で凌いで、清一色か九蓮テンパったら赤五萬を勝負する手だ!」


しかしながら、やっぱり「五萬」勝負して放銃・・・・。
Σ( ̄ロ ̄lll)


そしてここからの行動が大問題だ。

「見てこれーーー!」
「メンチンだったんだよ!」
「九蓮だったんだよ!」

といって、自分の手牌をこれみよがしに皆に見せる。

圧倒的負け犬の遠吠え!


放銃しておきながら自分の手牌を誇示するなんぞ、まこと愚かの極み!




それではダメだ!


この手は安全牌である「⑤筒」切りの追っかけリーチだ!

とはいえダマテンでも、平和・一気通貫・赤ドラで満貫(7,700点)ある手、なぜリーチなのかというと・・・・

■「⑤筒」切るならもうこれ以上手変わりしない。

■清一色(あわよくば九蓮)を捨てるのだから、リーチを絡めて清一色の打点になるべく近い役にして、牌のご機嫌を取る(笑)

(っ´∀`)╮ =͟͟͞͞ ⊂●⊃

これしかない!!!


・・・・といった感じである。


弊社の研究結果によると、麻雀が強くなるためには、

まず他家の状況はなにも考えず、自分の手牌で「行くか行かないかの決断力だけをトコトン磨くこと」が第一に習得するものだと思っている。(ベタおり決断なども含め)

それができるようになれば、捨て牌からの読みや、相手の表情、目線の確認、ツモ切りor手出しの確認、その辺がオプション程度でついてくるものだと考えている。

放銃をなるべく避けて守備を固めるとか、2位を死守するだとか、プラス域だけを狙うとか、迷彩で当たり牌を出させるとか、そういう戦法ももちろんありかとは思うが、それは『自分なりの決断力』がしっかりと身に付いてから行えばよいと思うのだ。

中途半端な読みでの安全牌選択や、意思がブレている手づくりは、結局大物手に放銃してしまったり、自分の勢い・運気をトコトン下げてしまう結果につながる。


ちなみに私の順位はいつも、1位と4位が多くて、次に2位、そして3位がほとんど無い。

だが、

1位・4位という順位は学ぶことがたくさんあると思っている。
(`・ω・´)シャキーン☆


なので、複雑な読みや戦法などはとりあえず置いといて、まずは素直に手を進め、1位と4位をたくさん経験しつつ、たくさん反省することが強さへの近道ではないかと私は考えている。
この状態から徐々に4位を少しずつ減らしていくよう努力すればよいのだと考えている。


しかし・・・・!
 
いつまでたっても4位が減らない!!!

私は発展途上段階!
大器晩成型なのである!

と言い聞かせて今日も危険牌をぶん投げるのであった・・・。
(*・_・)ノ⌒💣*ポイッ


※注 ラスを引くのは私なので責任は負っていると思います。

知らんけど!!
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \

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