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麻雀秘技⑯『流局の空気』


流局を利用した秘技がある。


ひとくちに流局といっても、

・ヒリついた戦いでの流局

・何か腑抜けた感じの流局

このように2種類がある。


ここでは、後者の「腑抜けた感じの流局」にスポットを当てる。


この腑抜けた感じの流局というのは、

①最初から配牌がイマイチ。

②ツモもあまりかみ合わない。

という2大事象が卓上4名にバランスよく起こっている状態なのだ。


ゲームの途中、鳴きもほぼ入らない。
鳴いてもその後どうする?みたいな状態や、あと1枚いい牌が来たら鳴いて攻めることもできるかな・・・?
という、イマイチ一歩踏み出せない牌勢が皆続いているからだ。

そうなると、全体的にツモ切り回数が多くなり、空気はなんだかダレダレ、ただただ惰性でゲームが進んでいく・・・。

皆、ツモ切り ツモ切り ツモ切り・・・・

「はぁ~ 何も来ないな~・・」(;´Д`)=3
「はぁ~ 配牌から動かない~・・」(;´Д`)=3
「はぁ~ つまんね~・・」(;´Д`)=3


ここだ!
私は発見した!
麻雀秘技を!!


この「場が腑抜けた空気」をいち早く察知するのだ!

これは実は、卓上を支配するビッグチャンス到来なのである。

後半に差し掛かっては遅い!
テンパイが入る者も出てくる。
そうなる前に神経を研ぎ澄まし、場の空気を感じ取れ。

理想としては、8~10巡目が望ましい。

その辺りの巡目で
腑抜けた空気
皆のやる気ナシナシ感
そして流局の匂い

これらを感じ取った時!

即座にアガりは諦め、手牌を崩しつつ変態的な捨て方をするのだ。

例えば、

・急に1色のみ捨てる
・アンコ落とし
・順子落とし
・ドラ対子落とし

このような感じだ。
カンツ落としなどできれば尚良しだ!

そうなると、どういう事態となるか?


周りのメンツに、

「ん? なんだその切り方?」(・◇・。)?

・・と、まぁ当然気付かれる。

そしてさらに、

あれはなんなんだ!?

ベタオリなのか??

それとも手替わり??

点数高くなったとか?

などと色々推測されるだろう。


要するに、現在ただでさえ腑抜けた空気で皆モヤモヤしているのに、なんかよくわからない捨て牌の人間が突如現れ、さらにモヤモヤ度が増すという具合だ!!( ゚∀゚)アハハ

メリハリついたゲームや、ツイている人間の正常な思考だと、そこまで気にする事態ではないはずだ。

だがモヤモヤ中にこれをやられると、心理的にどうしてもその変な捨て牌が気になって気になってしかたない。(笑)


そうなれば!
他の3人のマウントを取ったも同然なのだ!

自分が卓上を支配することになる。
✧( •̀∀•́ )キラーン✧


もちろんアガれなくてよい。
どうせ流局しそうな流れである。

そしてドラなど危険そうな牌も真っ先に捨てていくので、手には安牌ばかりが残る。
そのため万が一後半で他家からリーチが入っても余裕でベタオリできる状態にしておける。


ここでのポイントとしては、

「手が動かないので、ゲーム途中からベタオリに徹する」
という打ち筋があるが、これの捉え方(考え方)を変えろということなのだ。

オリに徹するという考え方だと、
・安全策を取る
・この局は勝てなくていい
いわゆる圧倒的負け犬思考!!気持ちで全く攻めていない!


そうではなく!

結果としてはベタオリと同じ行動をとっているようだが、

「卓上を支配するために、皆の心をかき乱す」

という、一見オリているようだが気持ちでは攻めているといった考えだ。
(`・ω・´)シャキーン!


何事もプラス思考!

そうなると次局の配牌がどうなるかは・・・・
もう言わなくても分かるだろう。

ハッタリも武器!


※注 アンコ落としで七対子に放銃しても弊社は一切責任を負いません。

知らんけど!!
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \

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