ライターさんに思うこと
長いことフリーランスでライターをやっている自分です。こんばんは。
SNSは正直向いていないタイプと自認していたので、X(Twitter)とかは避けていたのですが、今年は仕事が暇でやることがあまりなかったので、ブログを立ち上げたりしていました。せっかくなのでその宣伝をしようとXアカウントを作ったんですね。
すっかり浦島太郎状態だと思いました。そこにはWebライターさんが大量にいらっしゃったんですね。こんなにいるのかと、正直驚きました。まさに井の中の蛙の気分。
で、Xで目に付くWebライターさんはみんなやる気に満ちあふれていまして、擦れっ枯らしの自分にとってはあまりに眩しすぎる存在だったのです。
と同時に、この方々は本当に大丈夫なのか?と心配になってしまいます。
× × ×
よくよく観察していると、
「今日は○○○○文字書くぞ!」「今日は構成を仕上げるぞ!」「今日はリライトするぞ!」「今日は5本仕上げるぞ!」
みたいな感じでやる気に溢れているのですが、斜に構えてしまいがちな私はネット上で豊田商事の朝礼を見せつけられている気分になってしまいました。
物を書いたり構成を考えたりって、1日でそんなに数をこなせるものではないと思ってしまうんですよね。
若さなのかな?
いや、それも違う気がする。結構な文字数を一定のクオリティで仕上げるには明らかに時間が足りなさすぎる。
× × ×
それに単価もすごいでしょ?クラウドワークスとか見ても、1文字2円以下は当たり前。下手したら1円未満なんてゴロゴロしている。
その単価で大量に文字を書いても、とても生活できるレベルにはならない。
副業だとしても割に合わなさすぎる。
「だったら、とにかく文字数をかさ増しすればいいじゃん」
と思う人はいるだろうけど、ダラダラと文字数がかさ増しされた記事ほど読みにくいものはない。前段の部分だけ異様に長くて、本当に知りたいところはわずか数行だったり、最悪なケースでは「わかりませんでした」とか書いてある。
「今だったら、AIに書かせればいいじゃん」
と思う人もいるだろうけど、現時点でAIに書かせただけのものはすぐに見分けられるし、書かせた人がその記事の内容に対して解像度が低い場合は、ハルシネーションを見抜けないから嘘がそのまま残る。
× × ×
うーん。なんか気持ちが暗くなってきた。
結構闇が深いなぁと思ってしまいますね。と同時にライターって買い叩かれているなぁと切ない気分になってしまいました。
発注者側は雨後の筍のようにライターがでてくると思っているのでしょうね。その単価だったら使い捨てても構わないのでしょう(想像ですが)。
ただ、そのようなことを続けていると、育つ人も育たなくなってしまい、悪循環に陥るのは目に見えているんですが。長期的に考えている人ってほとんどいないんでしょうね。そりゃあ先細りますよ。
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あと純粋に疑問に思ったのは、ライターはじめて半年ぐらいの人が、ライティングの講師とかをやっているみたいですが、何を教えているんでしょう?
ぜひ講義の内容を聞いてみたいと思ってしまいました。
まさかコピペのやる方とかじゃないですよね?
はじめて半年ぐらいの時期を思い出してみましたが、自分は全然駆け出しの頃なので、人に教わることはあっても、教えることなんておこがましくて仕方がありません。不思議だ。
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なんかグチグチと書いてしまいましたが、色々と不安になってしまったので、合間の時間に吐きだしてみました。
ただ、Xを見ているとWebライターさんは交流会とかを持っているようなので、それはいいですね。
自分はまったく横の繋がりもなく、ただただ画面に向き合っているような人種なので、うらやましくもあります。
もう少しは現役でいたいですが、そのうち追い出されてしまうのかな。
それは淋しいな。もう少し頑張りたいと思う次第です。
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