見出し画像

「ママ」と「活」の並びに反応するbot

1、エロ垢ママ活botかよ!

 算数検定の会場にキッズを送り出し、少し肩の荷が下りたのでソウルマッコリをのんで、いい微炭酸にゆられてほろ酔い加減をたのしんでいた。だんだん内なる感情が昂ってきて、気になる人にLINEを送ってレスをもらったり「じぶんの寿命あと10年説」で書いた事情をおもいだしてこの先の憂いに関するツイートをしたりしていたのだが(ただの酔っぱらい)……、

 上記ツイートをしてソロでぼんやり浸っていたら、いいねが飛んできた。誰だろう?とおもってみると、こやつである。もう、名乗ってすらいない。せめて媒体名とかの固有名詞っぽさがあればこれほどイラつきはしなかっただろう。酔っているのを自覚した上で書くが、「ママ活アプリのbotかよ、くそがッ!」である。いや、botならまだマシなほうで、むしろ、肉入り(中の人がいる状態)で手動いいね!マンだったらなおさらクソだ。

 ウワーッ!という、ぬまがさワタリ口調のツイをしている隙にあらわれたのは、「ママ」と「」というキーワードに引っかかったとしかおもえないエロ裏アカの人々。おまいらは、なぜ、エロ活・ママ活をする側のキャラとしてアカウントをつくっているのに同じ「まん持ち」「ママ本体」のわたしをフォローしにくるんだ。わたしはターゲットじゃないだろ?なんで、ママ活されたいボーイ、エロを諦めきれないジージのほうがくっついてこないんだ。需要と供給のバランスどうなってんだ。それとも、ママにママ活されたいママなのか。エロ活をお互い報告しあいたいフェチなのか。ほっとくと、哲学がはじまってしまう。

 もうさ、1垢1垢つっこんでいくとだな、「最近えっちなことに興味が」じゃねえんだわ。おまいがいくつなのかは知らんけどわたしからすれば、「最近」って10年単位で使うことばなんだよ。下手すりゃ15年くらい前のこともカバーする次元なんだわ。世間じゃそれを広すぎるっておもうんだろ、でも、もうわたしには「最近」がどの辺をさすのか分からねえんだわ、「直近で」とか「令和2年から」とか「この24時間ずっと」とか、もっとはっきりいってくれ!どんだけウズウズしてるか具体的に数字をだしてくれ!じゃないと、10年もほてってんじゃねえとしかいいようがない。

 あとさ、「オナニーに夢中で夜更かし」じゃねえんだわ、まじめかよ!!したくなったら通勤途中だろうが出社すぐだろうが仕事抜け出してトイレでヌイてこい、おまいの睡眠を削ると美ステータスを削ることになってタゲがあちこち飛ぶだろ。なんで自宅でのみ、就寝前だけですべての欲求を満たそうとしてんだよ、せいぜい人目のつかないところ探してどこでもソロでヤッてこい!!!

 ついでに、「刺激的なプレイがすき」じゃねえんだわ、ガンガン「的」を外していけ!刺激そのものを食らってこいや!〇〇っぽいとか〇〇系とかの曖昧なニュアンスでエロをごまかしてんじゃねえ!ぶっちゃけられるようになってから再フォローしてくれ(してほしいのかよ)!

 「お金と時間を持て余してる」じゃねえんだわ、それがガチ寄りの激ガチならTwitterやってないで外にでろ!どう考えたってSNSに頼るよりリアルマネーをばらまきにいったほうがエロの実りがいいだろ、テキストばっかり翻訳してないで、生身の人間のきもちを読み解く訓練をしろ!なんかどっか爪の甘い垢をつくって「本物です~」ってにおわせてんじゃねえ

 なんかこう、エロ垢ママ活系のアカウントを量産しなきゃいけない理由があるのかないのか知らんけど、「類似エロアカウントを大量生産しているのでネタを分散せてます」みたいな空気感がひじょうにつらい。

2、bio欄がほぼ同じエロ垢の襲撃

 ちなみに、2019年12月24日(クリスマスイブ!)に、「Twitterのbio欄がほぼ同じエロ垢のフォロワーが継続的にフォローしてきて止まらない」事件もあった。業者スパムを個人アカで経験したの、はじめてだった。深く眠りについていたから平気だったけど、もしかするとずっと通知音が鳴っていたのかもしれない。なお、仕事中は、じぶんのスマホを消音にしているので(仕事用ケータイを使う)意識的にさわらないと通知には気づかない。

 全員一度ブロック解除(ブロ解)をしてみたのだが、「解除=全面許可」と変換されるのか、懲りずにまたフォローしてくるというメンヘラぶり。「してもいいってことだよね」と勘違いしてる系女子だ。

 このときは、初見未予習の異常な状態にびびってしっかり「正しい対処」をしてしまったが、ほっといたら何アカまでふくれあがっていたのかな?と、おもったりした。出会い系スパム、なんか効果あるのかな、これ……。