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「肉の万世」は駐車場で牛を放牧する/1,000円ガチャのある街など

1、「肉の万世」は駐車場で牛を放牧している

 よくみたら「ひも」的なモノでつながれている(くくられている)から、放し飼いじゃないんだね。牛2頭が「止まれ」という白線の内側で鎮座している。『肉の万世』ってどの店舗も駐車場にカラーコーン、いや、牛がいるんだろうか。牛っぽい柄に塗装、いや、牛を飼うのって高つくのかな。

2、1,000円ガチャ「王様の宝箱」

 王様の宝箱(公式)Twitterみると、1,000円ガチャ(自販機)の設置場所や宝箱の中身をほぼ秘密にすることでこれ自体の珍しさをアピールしている。偶然エンカウントする(街で発見する)ことのレア&幸運度を意識させて、見つけ次第ツイート(発見者に宣伝)してもらうスタイルをつくっている。なので、下記のように自販機そのものにラッピング広告をしたり、この宝箱にだけ入っているグッズを売ることで収入アップをはかっているのかも……かしこいなあ。

 ①松本零士『1000年女王』コラボモデル川崎大師で販売
 ②数量限定『1000年女王御守り絵巻セット』

3、裸心(らしん)の獣

 ……『裸心(らしん/LASING)』ってことばのバックに国旗のような配色があるのもナゾなのに、右隣の置物が狸(たぬき)なのか猫なのかいまいち分からないのもグッとくる。手招きしているから猫、とは限らない。左胸と右腕にタトゥーみたいな「福」ペイントがある。左手にのっかっているのはソフトクリームにしか見えない。手の指が5本、足の指が4本である。足の曲がりかた的にあぐらをかいている。……なんだろう、なんなのよ……

4、もんじゃ焼きの自販機

 自販機に、お店の名前を入れて宣伝するっていう手法をやってるだけ……なのだが。おそらく文字数の関係で、右サイドに店名、左サイドにキャッチコピーをのせているせいで、『昔ながらのもんじゃ焼』サイドから歩くと、それの自販機にしか見えない。いや、常識的に分かるっちゃ分かるけども、だからこそ『100円で、もんじゃドロップする自販』であってほしかった、というおもい。

5、「Yes!亀有角海老」×8

 ずっと料亭だとおもい込んでいた亀有駅高架下すぐそばのソープランド『角海老』が外壁でめちゃくちゃ切実にコンパニオン募集している。「Yes!亀有角海老」が8つ並んでいる。なんかのフィーバーにもみえる。電話番号をどうにかむりくり語呂合わせでいえないか考えたが、下4ケタの「3097」を「身を食うな」と読めなくもないことしか浮かばなかった。エビだし、エビ嬢だし、生々しい。

 以上、本日の路上観察でした。